中秋の名月 ― 2012年10月01日 20時31分52秒
と、言いたいところですが、1日遅れです。
昨日は台風でしたから、撮影は不可能でした。
写真はオリンパス OM-D E-M5。
150mm(35mm換算で300mm)。
露出を落とし、シャッター速度優先でブレをとめました。
三脚は使っていません。
トリミングで満月を切り出しましたが、色調補正などは一切行っていません。
どうでしょうか?
もう少し望遠のきくレンズが欲しいところですが、ま、月ばかり撮影してもたちまち飽きてしまいそうですね。
今日、ぼくのクリニックから患者さんを一人、国立病院へ送って入院させてもらいました。
きっと病窓から満月は見えないでしょう。
もしこのブログを何らかの方法で見ることが可能ならば、名月を楽しんでくださいね。
昨日は台風でしたから、撮影は不可能でした。
写真はオリンパス OM-D E-M5。
150mm(35mm換算で300mm)。
露出を落とし、シャッター速度優先でブレをとめました。
三脚は使っていません。
トリミングで満月を切り出しましたが、色調補正などは一切行っていません。
どうでしょうか?
もう少し望遠のきくレンズが欲しいところですが、ま、月ばかり撮影してもたちまち飽きてしまいそうですね。
今日、ぼくのクリニックから患者さんを一人、国立病院へ送って入院させてもらいました。
きっと病窓から満月は見えないでしょう。
もしこのブログを何らかの方法で見ることが可能ならば、名月を楽しんでくださいね。
佐野眞一さんにインタビューする・その1 ― 2012年10月02日 18時30分41秒
講談社webサイト「g2」に、佐野さんへのインタビュー記事が掲載されています。
http://g2.kodansha.co.jp
佐野さんと言えば「東電OL殺人事件」で有名。
無期懲役の刑をくらったマイナリさんの冤罪をずっと訴えてきました。
最新作の「別海から来た女」で、「木嶋佳苗事件」を取り上げています。
大宅壮一ノンフィクション賞作家が、いったいどんな考えでこの事件に迫っていったのか、じっくりとお話しを伺ってきました。
記事は3〜4回に分割されて毎週更新されるはずです。
無料なので、ぜひ読んでみてください。
絶対に面白いです。
http://g2.kodansha.co.jp
佐野さんと言えば「東電OL殺人事件」で有名。
無期懲役の刑をくらったマイナリさんの冤罪をずっと訴えてきました。
最新作の「別海から来た女」で、「木嶋佳苗事件」を取り上げています。
大宅壮一ノンフィクション賞作家が、いったいどんな考えでこの事件に迫っていったのか、じっくりとお話しを伺ってきました。
記事は3〜4回に分割されて毎週更新されるはずです。
無料なので、ぜひ読んでみてください。
絶対に面白いです。
「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」 (講談社) 安田 浩一 ― 2012年10月03日 17時43分01秒
今年度の講談社ノンフィクション賞を受賞した作品です。
きわめて政治的な一作です。
書評は敢えて書きません。
書評を書かないならば、ブログに載せなければいいという考え方もあるのですが、それを含めてぼくのブログかなと思い、時間を刻むという意味で、記録に残します。
この本を人に勧めるということもしないし、勧めないということもしません。
必要な人は自力で辿り着いてくださいね。
著者の安田浩一さん。
ぼくはこれからも安田さんの本を読むと思います。
「g2」の記事もとても良かったことは、先日述べた通りです。
きわめて政治的な一作です。
書評は敢えて書きません。
書評を書かないならば、ブログに載せなければいいという考え方もあるのですが、それを含めてぼくのブログかなと思い、時間を刻むという意味で、記録に残します。
この本を人に勧めるということもしないし、勧めないということもしません。
必要な人は自力で辿り着いてくださいね。
著者の安田浩一さん。
ぼくはこれからも安田さんの本を読むと思います。
「g2」の記事もとても良かったことは、先日述べた通りです。
「カラシニコフ I 」(朝日文庫) 松本 仁一 ― 2012年10月04日 21時51分34秒
何年か前に買ったまま、なぜかそのまま放置していました。
昨夜、本棚を眺めていた時に、ふと「目」があいました。
で、読んでみました。
名作ノンフィクションとして名高い作品ですから、もちろん面白かったことは言うまでもありません。
カラシニコフに関する説明を聞いただけで、ある意味、アフリカの構造が分かってしまいます。
それくらい、カラシニコフに目を付けたのは素晴らしかったと思います。
ところが、カラシニコフ本人に対するインタビューはあまり面白くありません。
結局のところ、どうやってこの銃を「発明」したかの紹介にしかならないのですから、致し方ないかもしれません。
本の後半はアフリカ各地の「失敗した国家」が描かれますが、これはカラシニコフとはあまり関係がなく、タイトルとはちょっとずれていきます。
面白いのですけど。
総じて「説明」が多かったような気がします。
もっと「描写」が読みたかった気もします。
松本さんはたしか、アフリカの生活を描いたエッセイで賞を取っているのではなかったでしょうか?
そちらの方がもっと面白いかも知れませんね。
昨夜、本棚を眺めていた時に、ふと「目」があいました。
で、読んでみました。
名作ノンフィクションとして名高い作品ですから、もちろん面白かったことは言うまでもありません。
カラシニコフに関する説明を聞いただけで、ある意味、アフリカの構造が分かってしまいます。
それくらい、カラシニコフに目を付けたのは素晴らしかったと思います。
ところが、カラシニコフ本人に対するインタビューはあまり面白くありません。
結局のところ、どうやってこの銃を「発明」したかの紹介にしかならないのですから、致し方ないかもしれません。
本の後半はアフリカ各地の「失敗した国家」が描かれますが、これはカラシニコフとはあまり関係がなく、タイトルとはちょっとずれていきます。
面白いのですけど。
総じて「説明」が多かったような気がします。
もっと「描写」が読みたかった気もします。
松本さんはたしか、アフリカの生活を描いたエッセイで賞を取っているのではなかったでしょうか?
そちらの方がもっと面白いかも知れませんね。
リーニュ・クレール ― 2012年10月05日 20時04分51秒
デジカメの設定で画像処理を行い、さまざま効果を付けることは、「邪道」もしくは「お遊び」とぼくは思っています。
だけど、オリンパスには「リーニュ・クレール」という設定があって、これが馬鹿にしたものではありません。
リーニュ・クレールとはおそらくフランス語でしょう。
リーニュは「線」という意味かな。
クレールは「くっきり」でしょう。
この効果を用いると、「わたせせいぞう」さんのイラストのようになります。
どうですか?
写真はぼくの書斎の本棚です。
被写体を選んで撮影すれば、案外、新しい世界が開けるかもしれません。
追記)写真が小さすぎてよく分からないですね・・・。
追記2)写真を入れ替えました。自分のツラです。
だけど、オリンパスには「リーニュ・クレール」という設定があって、これが馬鹿にしたものではありません。
リーニュ・クレールとはおそらくフランス語でしょう。
リーニュは「線」という意味かな。
クレールは「くっきり」でしょう。
この効果を用いると、「わたせせいぞう」さんのイラストのようになります。
どうですか?
写真はぼくの書斎の本棚です。
被写体を選んで撮影すれば、案外、新しい世界が開けるかもしれません。
追記)写真が小さすぎてよく分からないですね・・・。
追記2)写真を入れ替えました。自分のツラです。
『日本を捨てた男たち フィリピンに生きる「困窮邦人」』水谷 竹秀 (集英社) ― 2012年10月06日 21時48分45秒
昨年の開高健ノンフィクション賞受賞作です。
フィリピンでホームレスかそれに近い生活をしている男たちのドキュメントです。
面白くてすぐに読み終えてしまいましたが、結局、ここで語られる人たちに何かを表現する普遍性みたいなものがあるのかどうか、よく分からないと言えば、分かりませんでした。
ですが一般論としては、ノンフィクションとはやはりこういったルポルタージュ形式、インタビュー形式がやはり王道だし、読み物として信頼できるなとの思いを強くしました。
今年度の受賞作も面白そうなのですが、まだ書籍化されていないようですね。
早く読んでみたいものです。
フィリピンでホームレスかそれに近い生活をしている男たちのドキュメントです。
面白くてすぐに読み終えてしまいましたが、結局、ここで語られる人たちに何かを表現する普遍性みたいなものがあるのかどうか、よく分からないと言えば、分かりませんでした。
ですが一般論としては、ノンフィクションとはやはりこういったルポルタージュ形式、インタビュー形式がやはり王道だし、読み物として信頼できるなとの思いを強くしました。
今年度の受賞作も面白そうなのですが、まだ書籍化されていないようですね。
早く読んでみたいものです。
Team18の「18トリソミーの子の写真展」に行く ― 2012年10月07日 21時05分15秒
昨日から大変体調が悪く・・・・どう悪いかと書くと年寄りの繰り言みたいになるので、やめておきますが、1日寝ていようかと思いましたが、思い切って錦糸町まで行ってきました。
(風邪などのうつる病気ではありません)
Team18が主催する「18トリソミーの子の写真展」です。
会場は都立墨東病院。
まず、その病院のデカさにびっくり。
病院というよりも近代的なオフィスビルのよう。
エレベーターで14階へ。
降りてすぐが会場です。
40畳くらいのかなり広い部屋が二つ。
一つは100人を超える子どもたちの写真展。
もう一つの部屋は、18トリソミーの子どもや家族の「休憩スペース」になっていました。
ぼくはTeam18のスタッフさんに声をかけて、代表の方に会わせて頂きました。
実名を出してもいいのだと思いますが、一応ここではWさんとしておきます。
Wさんから会の成り立ちや歴史をお聞きし、お子さんにも会わせて頂きました。
この女の子は現在、11歳。
18トリソミーで11歳というのは驚異的な長期生存です。
つまり同じ「13/18トリソミー」と言っても一人ひとりみんな違っていることがお分かり頂けると思います。
この女の子、Mちゃん。
実はMちゃんの顔は事前に家族のブログで知っていました。
ですから「初めまして」ですけれど、「こんにちは、会えたね!」という感じでした。
マットの上に寝転んでにこにこを笑顔を作り、手足をいっぱい動かしています。
ぼくが握手を求めると、すぐに握ってきてくれました。
やがて「朗読会」の時間が始まりました。
18トリソミーの子のママ二人と、Mちゃんのお姉さんが読み手です。
ピアノの伴奏が、なんと墨東病院の副院長先生。
渡辺とよ子先生と言ってNICUでトリソミーの子と家族を支えている先生です。
朗読はスライドで子どもの顔を映し出しながら、感動的に進んで行きました。
19人の子どものストーリーが語られると、会場からはすすり泣きも聞こえてきました。
朗読会が終了して渡辺先生と15分ほどお話しをさせて頂きました。
医者になって30年と言いますから、ぼくよりちょっと先輩です。
その世代のドクターがトリソミーに理解を持って、こういった活動に手を貸しているというのはちょっと驚きです。
トリソミーの子どもたちに在宅の道を拓いてきたのは、自分の強い意志というよりも、時代の流れ、社会の変化、家族の心の動きによる部分が大きいとも言っておられました。
心残りがないように、展示されたすべての写真に目を通します。
肝芽腫を合併している子がけっこう多い。
ぼくは大学に在籍中、日本中の小児肝がんのデータをとりまとめていましたので、もしかしたら、間接的に知っている子も混じっているかもしれません。
最後にもう一度、Wさんご夫婦とお話しました。
このTeam18が社会に向かって訴えたいことは何ですか? と質問してみました。
Wさんはうーんと唸って数秒考えました。
ぼくはこういう姿が良いと思ってしまいます。
声高に自分たちの主義主張を掲げるのではなく、心根が柔らかいのですね。
Wさんの答えはこうでした。
自分の子どもがどんな難病でも、親からしたら可愛いんです。
それを知って欲しい。
珍しい難病かもしれないけれど、こうやって仲間がたくさんいる、それを知って欲しい。
気持ちの良い訴えだと思いました。
ぼくもそう思いますよ。
自分の子どもが難病であろうが健常であろうが、ある意味関係ないんですね。
難病であるがゆえに、差別されたり、苛められたり、精神的にも経済的にも苦労したり、そういった辛さがあることは、ぼくだって知っています。
そういったご家庭をたくさん見ていますからね。
だから「健常者の家族に分かってたまるか」という批判があることも知っています。
だけどね、まったく肉体的に健常でも不幸のどん底にいて、自分の子どもを虐待して死に至らしめてしまう家庭だってあるんです。
どう生きるかは、その家庭が決めることなんですね。
幸福に生きるか、不幸に生きるかは、自分が決めることなんです。
だから13/18トリソミーの子どもは可哀想な子どもではありません。
「可愛い我が子」です。
この真理は、人類が連綿と持ち続けてきたものだとぼくは信じています。
(風邪などのうつる病気ではありません)
Team18が主催する「18トリソミーの子の写真展」です。
会場は都立墨東病院。
まず、その病院のデカさにびっくり。
病院というよりも近代的なオフィスビルのよう。
エレベーターで14階へ。
降りてすぐが会場です。
40畳くらいのかなり広い部屋が二つ。
一つは100人を超える子どもたちの写真展。
もう一つの部屋は、18トリソミーの子どもや家族の「休憩スペース」になっていました。
ぼくはTeam18のスタッフさんに声をかけて、代表の方に会わせて頂きました。
実名を出してもいいのだと思いますが、一応ここではWさんとしておきます。
Wさんから会の成り立ちや歴史をお聞きし、お子さんにも会わせて頂きました。
この女の子は現在、11歳。
18トリソミーで11歳というのは驚異的な長期生存です。
つまり同じ「13/18トリソミー」と言っても一人ひとりみんな違っていることがお分かり頂けると思います。
この女の子、Mちゃん。
実はMちゃんの顔は事前に家族のブログで知っていました。
ですから「初めまして」ですけれど、「こんにちは、会えたね!」という感じでした。
マットの上に寝転んでにこにこを笑顔を作り、手足をいっぱい動かしています。
ぼくが握手を求めると、すぐに握ってきてくれました。
やがて「朗読会」の時間が始まりました。
18トリソミーの子のママ二人と、Mちゃんのお姉さんが読み手です。
ピアノの伴奏が、なんと墨東病院の副院長先生。
渡辺とよ子先生と言ってNICUでトリソミーの子と家族を支えている先生です。
朗読はスライドで子どもの顔を映し出しながら、感動的に進んで行きました。
19人の子どものストーリーが語られると、会場からはすすり泣きも聞こえてきました。
朗読会が終了して渡辺先生と15分ほどお話しをさせて頂きました。
医者になって30年と言いますから、ぼくよりちょっと先輩です。
その世代のドクターがトリソミーに理解を持って、こういった活動に手を貸しているというのはちょっと驚きです。
トリソミーの子どもたちに在宅の道を拓いてきたのは、自分の強い意志というよりも、時代の流れ、社会の変化、家族の心の動きによる部分が大きいとも言っておられました。
心残りがないように、展示されたすべての写真に目を通します。
肝芽腫を合併している子がけっこう多い。
ぼくは大学に在籍中、日本中の小児肝がんのデータをとりまとめていましたので、もしかしたら、間接的に知っている子も混じっているかもしれません。
最後にもう一度、Wさんご夫婦とお話しました。
このTeam18が社会に向かって訴えたいことは何ですか? と質問してみました。
Wさんはうーんと唸って数秒考えました。
ぼくはこういう姿が良いと思ってしまいます。
声高に自分たちの主義主張を掲げるのではなく、心根が柔らかいのですね。
Wさんの答えはこうでした。
自分の子どもがどんな難病でも、親からしたら可愛いんです。
それを知って欲しい。
珍しい難病かもしれないけれど、こうやって仲間がたくさんいる、それを知って欲しい。
気持ちの良い訴えだと思いました。
ぼくもそう思いますよ。
自分の子どもが難病であろうが健常であろうが、ある意味関係ないんですね。
難病であるがゆえに、差別されたり、苛められたり、精神的にも経済的にも苦労したり、そういった辛さがあることは、ぼくだって知っています。
そういったご家庭をたくさん見ていますからね。
だから「健常者の家族に分かってたまるか」という批判があることも知っています。
だけどね、まったく肉体的に健常でも不幸のどん底にいて、自分の子どもを虐待して死に至らしめてしまう家庭だってあるんです。
どう生きるかは、その家庭が決めることなんですね。
幸福に生きるか、不幸に生きるかは、自分が決めることなんです。
だから13/18トリソミーの子どもは可哀想な子どもではありません。
「可愛い我が子」です。
この真理は、人類が連綿と持ち続けてきたものだとぼくは信じています。
花粉症で頭が痛い ― 2012年10月08日 20時54分51秒
佐野眞一さんにインタビューする・その2 ― 2012年10月09日 20時58分36秒
「ナツコ 沖縄密貿易の女王」 (文春文庫) 奥野 修司 ― 2012年10月10日 21時11分05秒
少し前の作品ですが、大宅賞受賞作ですし、読んでみました。
まず、ナツコって誰? って感じですよね。
そう、つまりまったく無名の市井の人間を描いて大宅賞を受賞するのはすごいことだと思います。
それくらい奥野さんには取材力・筆力があるということです。
だけど正直な感想を書けば、ぼくとしてナツコという人間を通じて沖縄の土地性とか歴史性が十分に分かったとは言い切れませんでした。
沖縄に対する知識が乏し過ぎるのかもしれませんね。
もう少し勉強してから読むべきだったかもしれません。
まず、ナツコって誰? って感じですよね。
そう、つまりまったく無名の市井の人間を描いて大宅賞を受賞するのはすごいことだと思います。
それくらい奥野さんには取材力・筆力があるということです。
だけど正直な感想を書けば、ぼくとしてナツコという人間を通じて沖縄の土地性とか歴史性が十分に分かったとは言い切れませんでした。
沖縄に対する知識が乏し過ぎるのかもしれませんね。
もう少し勉強してから読むべきだったかもしれません。






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