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1時間も数分も、中身は同じ!2006年05月13日 20時01分52秒

今日で開院して一週間です。僕のクリニックに来ていただいた患者さんは、僕たちのクリニックに満足しているでしょうか?人それぞれであると思いますが、僕としてはママたちのお話しはじっくり伺ったつもりです。
思いのほか、小児外科疾患が多いです。外傷や熱傷など、何人もお見えになります。小児外来は本来、「感染症とアレルギーと外科」という僕の持論は正解だったような一週間でした。1日に100人以上の患者さんを診る小児クリニックもあるとうかがっていますが、僕にはとても無理。外傷の縫合には15分以上かかりますし、腹部超音波も時間がかかります。でも、僕の役割は「小児科医」の医療にプラスして、「小児外科医」としての外傷治療や腹部超音波なので、このままで良いのです。あ、もちろん、大多数の患者さんは、感染症とアレルギーです。
僕は千葉大ウイルス学教室で医学博士号を取得してます。そうです。Vero細胞を樹立した教室です。まさか、Vero細胞を知らない小児科医はいませんよね?名門千葉大ウイルス学教室OBとして、感染症や予防接種には強い関心があります。親しい先生にも千葉大小児科感染班グループの先生が多いですし。先日は、青葉病院の石川先生に電話で医療相談をお願いしてしまいました。
今日は朝から雨でしたが、半日の診療時間に40人近い患者さんが訪れてくれました。もちろん、医院と無縁なのが一番ですが、風邪を引いた以上はクリニックに行かざるをえません。その際、僕のクリニックを選んでくれたと思うと、やはり正直言って嬉しいです。22台ある駐車場も満杯でした。患者さん、一人あたりの診察時間がたとえ短くなっても、適格にポイントをママと話し合える、それが小児外来クリニックの目標だと思います。
僕は、開業医一年生。これまでの大学でのムンテラ(ママへの病状の説明)、1回1時間を、うまく昇華させた形で数分の中に高い質の医療を目指したいです。ちょっと、大風呂敷、広げすぎたかな〜〜?

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