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胎児のはなし(最相葉月, 増﨑英明)2019年01月29日 23時35分56秒

胎児のはなし(最相葉月, 増﨑英明)
あまりの面白さに1日で読んでしまいました。
ぼくは小児外科医なので、産科の先生のお名前は余り存じ上げません。
増﨑(ますざき)先生のお名前も初めて聞くのですが、ああ、こんな博識な先生がいてユーモアのセンスも抜群ですから、医局員は楽しかったろうなと想像します。
さすがにぼくも胎児のことは少々知っていますし、出生前診断や生殖補助医療について全然無知ではありません。
だけど、増﨑先生の知識はぼくとは桁違いで、驚くこと多々、面白くて惹き付けられること続々でした。

産科の先生は、我々小児外科医や新生児科医と違って、母体を何よりも重要に考えますから、胎児に対する興味とか関心とか愛情って、小児医療をやる者にはかなわないのでは? と時々思うのですが、増﨑先生はそういう人ではまったくありませんでした。
胎児の魅力に取り憑かれてしまったのでしょう。
しかしながら、婦人科(子宮がんなどの手術)もやり、生殖医療もやり、胎児学だけに勉強を集中したわけではないのは、素晴らしいなと感じました。
(一般的には、産婦人科の先生は、産科をやるか、婦人科をやるかに分かれます)

先生の話は時々「脱線」するのですが、それがまた面白い。博識なんですね。教養が溢れて来ます。
ぼくなんか「医者バカ」ですから、こういうことは言えないですね。
「役に立たない」本を目指したそうですが、本当にその通りですね(笑)。もちろん誉め言葉です。

さて、この本を読みながら、アマチュアライターの端くれとして、ぼくはどうしても最相さんの立場で会話に参加してしまいます。
はっきり言って、ぼくにはここまで先生から話を聞き出すことはできません。
さすが、多数のノンフィクションを書いてきて、科学モノにも強い最相さんです。
質問のレベルが高いんですが、同時にそれをひけらかさないんですね。
肩の力を抜いて上手に話を転がしている。真似しようと思っても、とてもできません。

胎児のはなしを語り合うには絶妙の二人だったのではないでしょうか?
良い風味が混じり合って、豊かな本ができあがりましたね。
オススメです!

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