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「空気」と「世間」 (講談社現代新書) 鴻上尚史2018年01月19日 21時47分14秒

「空気」と「世間」
ロングセラーですね。
「空気」とは何かを考えた著者が「世間」との関係性に注目した作品です。
結論として、「空気」とは「世間」が流動化したものということになります。
鴻上さんは、とても分かりやすく書いたよと言っていますが、ぼくの頭では理解できない部分がいくつもありました。
日本人にとって「世間」という概念は、自身の文化を考える上でとても重要なキーワードだと思います。
たぶん「世間」をうまく翻訳できる欧米語は無いのではないでしょうか?
そんな期待をたくさん持って読み進めた本でしたが、まだまだ自分は勉強不足と知らされました。
以前に、
「世間」とは何か (講談社現代新書)  阿部 謹也
を読んだ時も、宿題を抱えたような気になりました。
おそらく今後も日本人論とか日本文化論について類書を読んでいくと思います。
もうちょっと修行を積みましょう。