アクセスカウンター
アクセスカウンター

デジカメとスマホ2016年02月27日 20時11分26秒

PEN
みなさん、デジカメを持っていますか?
かつては一家に一台以上はあったでしょう。
しかし現在ではスマホに駆逐されてしまいました。
なぜでしょう?
理由は二つあります。(スマホに関しては、iPhone の知識です)
まず、ズーム機能が事実上ないこと。
単焦点レンズなんですね。この方がきれいに撮れることは、写真を知っている人には常識です。
ズームなんていらないんですよ。一歩前へ出るか、一歩後ろに下がれば解決することなんですから。
そして画素数です。
デジカメに1000万画素以上は必要ありません。
だってそんな巨大な印刷物は作らないでしょ?
画素数が大きくなればなるほど、1画素当たりに入る光の量が少なくなります。
従って、画素数はスマホくらいがちょうどいいのです。
ところが世間には、画素数が高いほど、高画質という誤解(迷信)があってカメラメーカーは画素数競争に走る。で、結局たいしてきれいな画は撮れない。
だから、スマホさえあれば、デジカメは不要な訳です。

で、カメラメーカーはどうやって生き残っているかというと、センサーのサイズを大きくして高画質の写真を撮れる機種を作っている。
1インチとか、μ4/3とか、APS-Cとかですね。
僕も高いカメラを所有しており、取材の時に使っています。

ところが僕にはカメラメーカーに対する不満があります。
それはモデルチェンジして新しい機種が出てきても、大きさ・重さはあまり改善されないのです。いや、むしろ大型化されている。
新しい機能を積んでいるのだからやむを得ないのかもしれませんが、スマホはモデルチェンジのたびに、たとえ1mmでも薄くなります。
そしてさらに悪いことにカメラは改変のたびに価格が上昇していきます。
企業努力としてこれはちょっとどうなんでしょうか?
もしかして余り売れないことが悪循環になって価格が上昇しているのかもしれません。

僕は今までに何台ものデジカメを買いましたが、いまだに理想のカメラには出会っていません。
写真はオリンパスPEN E-P5。デザインは超クールですが、ちょっと重い。
ファインダーはやはり内蔵の方がいいですね。