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眠らない娘2010年03月09日 22時50分41秒

僕は幼少の頃から、睡眠時間が短く、寝つきも大変悪かった。
今でも基本的に不眠症です。

そんな性癖が遺伝したのか、小学一年の次女は自称、「不眠症」です。

次女はとても良く僕になついていて、仕事が終わって帰宅すると就寝するまで僕と遊ぶことになります。
いえ、それだけでなく眠る時も「父ちゃん、一緒に寝よう」と必ず言います。

そこで添い寝することになるのですが、なかなか次女は眠りません。
10時前に布団に潜り込んで、11時近くになってしまうことも。

次女は「サスサスして」と言って、僕に胸を撫でさせます。
眠ったタイミングを見計らって、そっと布団から抜け出そうとするのですが、次女は「サスサス」する僕の手首を握っています。
僕が脱出しようとすると、パッと目を開けてしまうのです。

そんなことをくり返して時間がどんどん過ぎていくと、僕は色々な想念に捕われてしまいます。
残り少ない僕の人生、娘と添い寝してサスサスしていていいのか?
貴重なこの夜の時間に、本を読まなくてはいいのか?
するとサスサスしていることが虚しくなって、手が緩んでしまう。
すると娘がパッと目を開ける。

いやあ、やっぱり次女のこの顔は可愛いなあ。
読書はいいから、もうちょっとサスサスしましょう。