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僕の読書2007年11月10日 19時19分08秒

このブログが始まったころは、これを読んでいたのは日本中の小児外科関係者だけだったと思います。
北は北海道大学から南は九州大学まで、僕は日本中に小児外科の友達がいますから。
で、今は1日に120〜180件くらいのアクセスがこのブログにあります。
僕の顔を知らない人も、けっこう見てくれているようです。
昨日のコメント欄に、質問を頂きました。ちょっとお答えさせてもらいましょう。

まず、僕の読書に関して言うと、僕の読書のスピードは、別に速くないと思います。
高校生のころは、国文学をけっこう読みましたが、あの頃が速読のピークで、1ページの文字をかたまりで、瞬時に読み取ることができました。
今は、無理、無理。もたもたと読んでいます。
読む時間が無い、、、いえいえ、そういうことはありません。
仕事以外はまあ、たいてい読書かPCの前に座っています。
テレビは基本的に見ません。映画は実は大好きなんですが、2時間、画面の前にいる時間はありません。
このブログで映画のことを書いたことは一度もありませんが、映画はね、けっこう詳しいんですよ。
で、毎日、読書です。
宴会があって泥酔して帰ってきても、必ず布団の中で読書します。
布団の中で読書する習慣は、10歳の時からですから、35年間続いています。
本を読まない日は1年間で1日あるかないかです。
さて、読み終えた本ですが、僕はプロではないので、たいていは捨てます。
これまでに段ボール箱で20個以上は捨てました。
医者になって若いうちは、大学の出張人事で毎年、病院を替わりますが、僕は山のような段ボール箱を抱えて引っ越しを繰り返しました。
引っ越し屋さんは毎回、その荷物の多さに驚いていました。
でもね、本当に惜しいことをしたなあと思っていますよ。
今の僕の夢は、新しい家を建てて、自分の書斎の壁をすべて本で覆うことです。
残された人生は短い。本はもう、これからは捨てたくありません。
新聞ですか? 購読しているのは一紙だけですが、三大新聞の社説は毎朝、必ず読んでいます。
経済面は苦手。僕は、自称マルクス主義者ですが、経済の専門用語が分からない。
政治面は隅から隅まで読みますよ。
政局ネタは毎日新聞が圧倒的に面白い。
朝日新聞は、悪い意味で常識から離れられない。
読売は、ナベツネさんのブログ状態です。
政治に興味があるのと同じ意味で、ジャーナリズムがどうあるべきかに、強い関心を持っています。これを述べ始めると終わりがありません。

僕の物の見方にも質問がありましたね。
これはね、僕が医師であることとは別でしょうね。
医者なんて所詮、技術屋ですから、物の見方が表層的な人、単純な人、いろいろいますよ。思想だって、保守反動の人もいますし、革新的な人もいます。

僕の物の見方がユニークだとすれば、それはやはりこれまでに学んできたことが大きく影響しているでしょう。
続きはまた今度。