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ベンツの値段2007年11月01日 23時26分10秒

昨日のベンツの話の続きです。
親しい友人に聞いてみると、「なぜ、こんなところにまで、こんなにコストをかけるんだ」と思えるくらい、作りがちゃんとしているそうです。
まあ、確かにそうかもしれませんね。あの内装の質感の高さ。
高級寿司屋のカウンターに座ったようだ。
僕のオデッセイはまるで回転寿司のファミリー席だ。
そして、高速道路を一度ベンツで走ってしまうと、もう国産車には戻れないそうです。
そうですか。さすが、アウトバーンの国ですね。
でもね、僕ってそんなに車に入れ込みがある訳ではありません。
運転も下手だし。
学生のころは、運転って面白いって思いましたけどね。札幌から釧路まで1日で400キロを走ったりしましたがね。
ああいった感覚はもう残っていませんね。
今の院長室と同じで狭くていいから、自分が落ち着ければいい。
まあ、書斎の続きですかね。
ということは、やっぱり内装の質感が良い車に乗りたい。
ところでベンツと言えば、値段が高いというイメージがあります。
Aクラス・ベンツは250万円で買えますから、僕のオデッセイと変りません。
ただ、国産のコンパクト・カーならこの半額で買えるかも。
しかし、ノートPCが20万円でしょ? ノートPCが13台分かあ。
重量にすると、ベンツAクラスは、ノートPCの440台分だ。
うーん、高いのか安いのか?
まあ、今度、試乗してみましょう。

ベンツで盛り上がる2007年11月02日 23時13分11秒

やっぱり「ベンツ」っていうのはブランドなんでしょうかね?
ベンツの話をしていると、方々で話しが盛り上がります。
240万円のオデッセイでは全然誰も反応しませんが、250万円のAクラスだといろいろな反響があって楽しいです。
ところで、ベンツの中で一番売れているのはどれか知っていますか?
それは、、、Cクラスではなくて、Eクラスです。
800万円??
誰が買うんでしょうか?
街中でもけっこう見かけますよね。
あれって個人が買うんじゃなくて、法人とかが買っているんじゃないでしょうか?
で、中古市場で投機的に扱われているのでは?
まあ、詳しくは知りませんが。
うちの家内がベンツの販売店で一番気に入ったのは、Cクラスのワゴンです。
Cクラスはモデルチェンジされましたが、ワゴンは以前のままです。
うん、確かにシャープでよい。
先代のCクラスはけっこう小さい車なんですよね。
今、世界的に車は大型化しています。特に横幅。
先代Cクラスみたいに、コンパクト・カーでは無いのだけど、小型でシャープな車、もっとたくさん作られると良いのに。
このCクラス・ワゴン、ちょっと良いですね。中古だったら買ってもいいかも。
来週、ヤナセにベンツの試乗の予約を入れました。
僕の愛車、オデッセイはリコールでこれから4日間入院予定です。
うーん、これを機会に買い替えちゃおうかな。

医者の給料が減る2007年11月03日 19時42分30秒

来年度の医療報酬の改定で、夜間の診療報酬を上げるそうです。
なぜか?
病院に勤める医者は大変ハードな仕事をしていて、特に夜間の診療が医者にとっては辛く、これが医師不足を招いている訳です。
ところが、、、。
開業医は昼間に外来診療をやっているだけ。
夜間の診療なんかほとんどやっていない。これはけしからん!
そこで、、、。
開業医の目の前に札束をぶら下げる訳です。診療所を夜間も開けておけば、もっとガッポ、ガッポと儲かりますぞ! という寸法ですな。
まあ、別に悪いこととは思いません。このアイデア。
ところが財源が無い。そこでどうするか?
外来診療の初診料・再診料を減額して財源を作るそうです。
は?
財源が無いのは政治の責任でしょ? なんで医者が泣くんですか?
新聞を読んでいると、これって『開業医の報酬を減らし、夜間診療に当てる』と書いてありますが、、、ちょっと待って下さい!
これは誤報ですぞ。
あのね、開業医も勤務医も診療報酬は同じなんですよ。
開業医だから報酬が高いなんてことはありません。医者はすべて等しく診療行為に対して報酬を受け取ります。
つまりね、外来の初診料・再診料を減額すれば、それは開業医であろうが、大学病院の先生であろうが収入が減るんです。
じゃあ、その分、大学病院は夜間の外来をオープンして一般患者を診ますか?
小泉改革で昨年、医療報酬が一気に3%減額されましたが、これって大学病院にとっては死活問題なんですよ。
赤字と黒字のギリギリのところで収益を上げていますから、3%の減額は病院経営を黒字から赤字へ転落させかねません。
今の千葉大病院がどうなっているか僕は知りませんが。
大学病院が法人化された時、僕たちの給料が減らされましたが、こんなふうに医療報酬改定が進めば、大学の先生の給料はまた減らされるかもしれませんね。
まあ、僕ら開業医は確実に減るんだから、大学の先生も減って当然かもしれませんね。
医者の権利を守ろうとするのは医師会ばかりですが、大学の教授先生達は社会的にものすごく大きい力を持っている訳ですから、ちゃんと権利を主張して頂きたいですね。
現場で働く医者を守って欲しいです。

小沢さん、辞任す2007年11月04日 19時43分56秒

小沢さんが辞任しましたね。
やっぱりという感じで大きな驚きはありません。
まあ特に何も僕は言いませんがね。
しかし、小沢さんの辞任の会見の中で聞き逃せない言葉もありました。
これも、まあ、やっぱりという話しです。
それは、福田総理と小沢さんの会談に読売新聞の渡邊さんが深く関わっていたらしいことです。
この人は自民党の政治家と関係が深く、自分の想うように政治が動かないと紙面で民主党や小沢さんを強く叩きます。
小沢さんはそのことを、実名は挙げていませんでしたが強烈に批判していました。
この小沢さんの発言は読売新聞には載らないでしょうから、読売の読者は知らないままに過ぎ去って行くでしょう。
しかし、読売新聞とは世界最大の発行部数を誇る新聞ですぞ。
それが、自分に都合の悪いことは報道しない訳ですね。
まあ、当たり前か。
ジャーナリズムではなく、報道『商売』だからね。
読売はね、昔はけっこうリベラルだったんです。
ところが渡邊さんが天下をとって堅い保守に転じた。
おまけにね、この人は、自分の考えと合わない人を会社から追いだ出したんですね。
黒田清とかです。
日本のプロ野球がストを打った時も、社説で選手会をがんがん批判しましたが、この意見は完全に民意と離れていました。
政治家ならば、結果に対して責任を取らなくてはならないのに、新聞は全然無視です。
新聞そのものが、渡邊さんのブログ状態になっています。
これはね、小沢さんが言うように大変危険な状態だと思いますよ。
自分の考え方を押し通したい人間は、自分だけの情報伝達手段を欲しがるんです。
これは古今東西、不変の現象です。

やりたい人がやればいい2007年11月05日 19時39分21秒

なーるほど、そう来ましたか。
小沢さんは辞表を出しただけでまだ辞めた訳ではなかったんですね。
民主党の執行部は小沢さんの慰留に必死です。
これは文字通り必死なのでしょう。
民主党の若い人たちは、岡田さんあたりを担いで総選挙を戦えば過半数を取れると思っているかもしれません。
しかし、鳩山さんは自民党の怖さを知っているから、小沢さんじゃなきゃ勝てないと確信しているんでしょうね。
政治とは選択です。
僕がいくらマルクス主義者だとしても、政権を選ぶ選挙が自民党と民主党の二者択一ならば、どちらが「よりマシか」を選ばねばなりません。
筋を通して共産党に投票するという考え方もありますが、そこが小選挙区制の怖さで、小政党への投票は死に票になりかねません。
今の小選挙区制を作ったのは小沢さんですから、実は彼がやったことは、日本から左翼とか反体制勢力を駆逐したことなんです。
それはともかく、では自民と民主のどちらかを選ぶ時に、僕は必ずしも小沢さんを否定しません。
もちろん、僕の考え方と180度合わない点もありますが。
しかし、権力が腐敗することは必然の法則ですから、保守の二党が競い合うことは悪いことではありません。
そういう意味において小沢さんにシンパシーを感じますが、一言、言いたい。
党首だって総理だった大学の教授だって、やりたい人がやれば良いんです。
人から頼まれて、頭を下げられてやるべきではありません。
一度、頭を下げた人はね、二度と頭を上げられなくなるんです。その人に。
小沢さんは、民主党の全員が頭を下げるように仕向けたんじゃないでしょうか?
もし、これが計算通りだったら恐ろしい人だ。
でもね、彼ならやりかねませんよ。
福田さんなんかとは、政治家としての「すごさ」が全然違いますな。
小沢さんはやりたければ、党員に頭を下げてやらせてもらえば良いんです。

ベンツと聴診器2007年11月06日 23時32分24秒

先日、聴診器が壊れました。
まあ、要するに使いすぎですね。
開業の先生のブログを読んでいると、聴診器が壊れる話が出てきて、僕はてっきりそれって他人事と思っていました。
ところが本当に壊れるんですね。
まあ、10月だけでも1800人の患者さんを診てるんですから、聴診器を耳から外す時に、バチンと耳に当てる部分がぶつかりあって金属疲労を起こす訳です。
で、臨時に安物の聴診器を使っていました。
これがね、非常に聞きづらいのです。
ようやく新品の高価な聴診器が届いて使ってみたら、何とその聴こえ方の明瞭なこと!
ここまで違うか!っていう感じでした。
ずっしり重いしね、その聴診器。
何だか、この間、見に行ったベンツの質感もこんな感じだった。
それから、マックに付属しているマウス。
これも質感が重厚なんですよ。重さといい、手触りといいね。
ウインドウズ・ユーザーには何を言っているか理解できないと思いますが。
さて、11月に入ってまだ数日ですが、早くも疲れています。
去年もそうだった。
明日は休診。ありがたいです!

メルツェデス・ベンツAクラス試乗記2007年11月07日 18時07分54秒

行ってきました。ヤナセ千葉店。
とても広い敷地面積ですね。ベンツが山のようにたくさん停っていました。当たり前か。
店内にはCクラス、Eクラス、それから色々な車が展示されていましたが、CLクラスなんて2000万円ですよ。
家が買える。
でもって異様に広い車内。これは人が住める。なのに2ドア。
なぜ?
しかし、まあ、欲しいとは全然思わないですね。車は移動の手段ですからね。
小さい方がいい。
で、Aクラスに試乗しました。4気筒の2000cc。
床が高いんですね。衝突した時にエンジンが床下に潜るように設計されているんですね。
乗り降りはちょっとスムーズではないかもしれません。
ハンドルは思ったよりも軽いですね。でも、ぐらぐらはしない。
4本のタイヤがぴったりと地面に着いていて、ハンドルは軽いんですけど安定が良い。
アクセルを踏むとレスポンスが返ってこない。
ゆっくりと加速します。きびきびした感じに欠けますが、逆に重厚感がある。
エンジンは静かです。そして加速して行くと本当に滑らか。
まるで6気筒エンジンです。
車高が高いのですが、変な腰高感はまったく感じませんでした。
曲がる能力に関しては、正直よく分かりませんでした。
ブレーキはあまりくせを感じません。まあ、普通か。
高速道路は走らなかったので、高速での安定性は分かりませんでしたが、接地感がとても良いので、おそらくOKでしょう。

1年くらい前にレクサスISに試乗しています。V6の2500ccです。
以前ブログに書きましたが、別に優れた乗り心地とは思いませんでした。
試乗が終わって自分のオデッセイに乗ったら、あ、良い車、と思ったくらいですから。
しかし、今回のAクラスは違います。この粘り着くような接地感・安定感は何でしょう?
ちょっと今までに経験したことが無い乗り心地です。
小さい車ですが、コンパクト・カーでは無いですね。
街中をサクサク動かすにはもうちょっと違うタイプの車が良いかも知れません。
用途としては完全にオデッセイに取って代わる車です。室内もトランクも広いし。
内装の質感は国産車とは別物でした。
あ、それから営業の方もとても好青年でした!

進め!一億、火の玉だ!2007年11月08日 23時20分58秒

では皆さんがあまり話題にしない観点を2つ。
民主党のことです。

まず、皆さんは今度の騒動をいろんな角度から論じてますが、衆院のねじれ、ならぬ、民主党内のねじれがあります。
それは、民主党が一度も政権についたことがないという事実、つまり万年野党という事実と、党首の小沢さんが万年与党ということです。
小沢さんは自民党を離党して、もう十数年たっていますが、細川政権、羽田政権を作っています。新進党を解党した後も、自由党の党首として自民党と連立しています。
つまりね、権力のうまみを知っているんですね。彼のキャリアはほとんどが与党なんです。
権力を握っていると、いかに選挙に有利かを知っている訳です。
これが党員にはまったく通じない。
そりゃそうだ。万年野党ですから。

それからもう一点。
民主党は、進め!一億、火の玉だ!とか言って総選挙に突っ込んで行くようですが、もし、負けたらどうすんですか??
衆院のねじれはそのままですぞ。
法案は何一つ、通りません。
その時は、、、民主党から大連立を申し込むんじゃないでしょうか?
そうなっても大連立を組まないと言い切れますか?
ね?
だから大連立の目は消えないんです。
小沢さんは、そこを言いたいんですが言えないんです。
負けたら、という話しはタブーなんですね。

どうです? この2つの観点。
どの新聞にも書いていないでしょ?

相変わらずの乱読2007年11月09日 23時56分27秒

相変わらず、色々な本を乱読していますが、いわゆる著名人が書いた文章というのはほとんど読むに耐えません。
タレントさんのことを言っているのではなく、まあ、たとえば、文化人としてテレビで名前が知れているような人の話です。
こういうのは、ほとんど自分で書いていないんでしょうね。
喋ったものを編集者がテープを起こしているんでしょう。
でもね、意味が不明なんですよ、そういう文章って。
特に芸術関係の人間って感性で喋っているから余計にひどい。
相手が『エライ人』だと編集部も直せないんでしょうね。
また、無駄なお金を払ってしまった・・・。
その点、小説家の文章って本当にすごいですよね。
今、開高健の『風に訊け』を読んでいます。すごいね、この本。
音楽家とか美術家が、その作品で報酬を得ているのを見ると、皆さんは、ああ、芸術家ってすごい!と思うでしょ?
文章を書くってこともそれと同じなんですよ。
報酬を得ることができる文章を書くっていう行為は、完全な芸術と言えるでしょうね。
決して誰にでもできることではありません。
せっかくお金を払って本を買っているんだから、ちゃんとした文章が読みたいなあ。

僕の読書2007年11月10日 19時19分08秒

このブログが始まったころは、これを読んでいたのは日本中の小児外科関係者だけだったと思います。
北は北海道大学から南は九州大学まで、僕は日本中に小児外科の友達がいますから。
で、今は1日に120〜180件くらいのアクセスがこのブログにあります。
僕の顔を知らない人も、けっこう見てくれているようです。
昨日のコメント欄に、質問を頂きました。ちょっとお答えさせてもらいましょう。

まず、僕の読書に関して言うと、僕の読書のスピードは、別に速くないと思います。
高校生のころは、国文学をけっこう読みましたが、あの頃が速読のピークで、1ページの文字をかたまりで、瞬時に読み取ることができました。
今は、無理、無理。もたもたと読んでいます。
読む時間が無い、、、いえいえ、そういうことはありません。
仕事以外はまあ、たいてい読書かPCの前に座っています。
テレビは基本的に見ません。映画は実は大好きなんですが、2時間、画面の前にいる時間はありません。
このブログで映画のことを書いたことは一度もありませんが、映画はね、けっこう詳しいんですよ。
で、毎日、読書です。
宴会があって泥酔して帰ってきても、必ず布団の中で読書します。
布団の中で読書する習慣は、10歳の時からですから、35年間続いています。
本を読まない日は1年間で1日あるかないかです。
さて、読み終えた本ですが、僕はプロではないので、たいていは捨てます。
これまでに段ボール箱で20個以上は捨てました。
医者になって若いうちは、大学の出張人事で毎年、病院を替わりますが、僕は山のような段ボール箱を抱えて引っ越しを繰り返しました。
引っ越し屋さんは毎回、その荷物の多さに驚いていました。
でもね、本当に惜しいことをしたなあと思っていますよ。
今の僕の夢は、新しい家を建てて、自分の書斎の壁をすべて本で覆うことです。
残された人生は短い。本はもう、これからは捨てたくありません。
新聞ですか? 購読しているのは一紙だけですが、三大新聞の社説は毎朝、必ず読んでいます。
経済面は苦手。僕は、自称マルクス主義者ですが、経済の専門用語が分からない。
政治面は隅から隅まで読みますよ。
政局ネタは毎日新聞が圧倒的に面白い。
朝日新聞は、悪い意味で常識から離れられない。
読売は、ナベツネさんのブログ状態です。
政治に興味があるのと同じ意味で、ジャーナリズムがどうあるべきかに、強い関心を持っています。これを述べ始めると終わりがありません。

僕の物の見方にも質問がありましたね。
これはね、僕が医師であることとは別でしょうね。
医者なんて所詮、技術屋ですから、物の見方が表層的な人、単純な人、いろいろいますよ。思想だって、保守反動の人もいますし、革新的な人もいます。

僕の物の見方がユニークだとすれば、それはやはりこれまでに学んできたことが大きく影響しているでしょう。
続きはまた今度。