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泉健太さん、辞任したらどうですか?2023年04月24日 20時29分57秒

衆参の補選が行われました。
自民党は4勝1敗でした。形の上では勝ちましたが、内容が悪くて、このまま衆院解散・総選挙とはならないようです。
維新は和歌山で自民党に勝って、大いに気勢を揚げているようです。
どうしようもないのが、立憲民主党です。なんと全敗。
善戦したと自分たちで言っていますが、善戦も敗北のうちです。
前の参院選と合わせて2連敗です。
誰も責任を取らないのでしょうか?

立憲がダメなところは、もし立憲が政権を取ったときにどういう国の形になるかという絵姿が見えないことです。
「一人も取り残さない」とか「支え合う社会」とか、抽象的過ぎて全然国民の心に響きません。
ではなぜ、2009年に政権を奪取できたのか。

最大の理由は敵失です。自民党は、消えた年金問題で支持率を落としました。
年金は国民にとって切実な問題ですから、これは大きかったです。
そして自民党内の内輪揉めですね。これもダメージが大きかった。

そのときに、国民には民主党というもう一つの選択肢があったのです。
民主党の特徴は2つ。まず、鳩山・菅・小沢というトロイカ体制です。
みんな与党経験者ですから、国民には信頼感がありました。
今の立憲にそういう人はいますか? 任せられる人。
それから、マニフェストですね。
当時の自民党政治には公共工事にムダが非常に多いと考えられていました。
民主党はそれを糺すと主張したのです。
つまり、「コンクリートから人へ」ですね。
分かりやすいですよね。

メディアも、公共工事のムダをよく報道していました。間接的に民主党を後押ししていた印象があります。
時代の流れが政権交代に向かっていたように見えました。
だけど今はどうでしょうか?

維新の躍進がやたらと報道されますが、立憲なんて全然メディアに取り上げられませんよね。
期待感が無いんです。
それどころか、古い体質の政党と見なされているんじゃないでしょうか。

立憲は、小池百合子さんが率いる希望の党に対抗して、枝野幸男さんが一人で作った党です。
当時は判官贔屓もあって支持率が17%もありました。
今は5%くらいでしょ。
昔の社会党よりも全然低い状態に陥っています。

立憲には「任せられる政治家」がいないし、「魅力的な公約」もありません。
ぼくは、政権批判はこのまましつこく続けるべきだと思いますが、「代わって何ができるか?」を明確に打ち出さないとジリ貧になると感じます。
今回の補選の結果を受けても、誰も責任を取る人がいないそうです。
それはないと思いますよ。

次の衆院選。政権交代どころか、野党第一党の座を失う可能性だってあります。
それでは遅いんです。
2連敗したのだから、泉健太さん、辞任したらどうですか?

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