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東芝の悲劇(大鹿 靖明)2017年10月08日 17時30分40秒

東芝の悲劇
膨大な取材と圧倒的な筆力で東芝を描く大鹿さんの作品です。
そのクオリティーの高さは僕が説明するまでもありません。
見事というほかありませんし、読み応え十分です。
「悲劇」とありますが、粉飾決算の実態が描かれるのは本のラストの方です。それまでの大部分は、東芝の歴史を綴ったものです。
ですが、歴代の社長に人材を得なかったという点が、悲劇の導火線になっていたということを大鹿さんは言いたかったのでしょう。

企業ドラマとしては申し分のない出来栄えだと感じますが、僕はこうした普通の企業に勤めた経験がありません。会社員勤めをしていたらさらに面白く読めたかもしれませんね。
企業ノンフィクションに興味のある方にはオススメです。

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