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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書) 河合 雅司2017年07月24日 21時36分59秒

未来の年表 人口減少日本でこれから起きること
超高齢化・超少子化・超人口減少化が進行しつつあることを知らない人はいないでしょう。
しかし今の政治にその対策はあるのでしょうか?
このまま人口が減少すると、西暦3000年には日本人は2000人になってしまうそうです。
そんな先のことを論じなくても、今から10年後、2027年には献血をする若者がいなくなるため、輸血用血液が足りなくなるそうです。
たった10年後ですよ。がんの治療はどうやって行えばいいのでしょうか?

ぼくがあと20年くらい生きるとして、2039年に何が起きるかを見てみました。その頃は、全国で火葬場が不足するそうです。

これから25年の間に、労働人口が約2000万人不足します。
これを移民や AI に頼るというのはまったく非現実的でしょう。
ま、2000万人の移民を受け入れてもいいのですが、それはもう日本ではなくなります。
AI を熱心に語る人をよく見かけますが、これから先、人口が激減する未来にどう AI を活用するのか、そこがセットでないと意味がないと思います。

ではどうするか? 筆者は10の処方箋を用意しています。それが現実的かどうか僕にはよくわかりません。
しかし、安倍政権ができて5年。何とかミクスと言って株価を操作して、国民は何か得した気分になっています。
そして消費増税を2回も凍結することで総選挙を勝ちました。
こんなことをしていれば、本当にいずれ日本列島に日本人はいなくなります。

こんな状況の中で、代替案を出せない野党って一体何でしょうか?
僕が死ぬ時は火葬場が足りないくらいで済みますが、僕の子どもたちが老人になる頃、日本は悲惨な状況になっている可能性が高いと言えます。
政治家に期待してもダメかもしれない。
ではどうするか?
東京都議選を見ても、何とかファーストとか言って、政治のド素人が大量に当選するのですから、人民は愚かです。
日本は沈没するしか道がないのかもしれませんね。