歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

今日は休診日ですので、大学病院へ行ってきました。
午前中に、患者さんの診察をして、お昼は医学部へ行きました。

分子ウイルス学教室の白澤教授とランチです。
白澤教授とは20年くらいの長いお付き合い。
自宅へ遊びに行ったことも二度ほどあります。

その白澤先生もいまや医学部の副・医学部長ですから、要するに、千葉大医学部のNo.2の偉い先生になったということです。

さて、写真は、分子ウイルス学教室の廊下の壁に掲げられたプレート。
Vero細胞株の樹立の歴史が書かれています。
千葉大医学部が世界に誇る偉業ですが、なんと、このことを知らない千葉大の先生が多いことに本当に驚きます。

現在、我が国で使用されている日本脳炎のワクチンもVero細胞を利用して作成されています。

千葉大OBの先生たちは、このプレートを目玉をおっぴろげてよく見るように。