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盛り上がらないW杯2010年06月11日 19時34分06秒

サッカーのワールドカップが今夜、南アフリカで開催されます。
なんだか全然盛り上がりに欠けるような気がするのは、単に僕がサッカーに詳しくないからでしょうか?

南アと言えば、治安の悪さで悪名を轟かせており、その具体的な日常は、僕の畏友・藤原章生の書いた「絵はがきにされた少年」(集英社)でも知ることができます。

サッカーに興味が集らない理由は、人材不足にあるのだと思います。
これはもちろん選手もそうですが、監督を含めて協会のスタッフまで。

講談社の雑誌「g2」第4号を読むと、川淵三郎さんのインタビュー記事が載っているのですが、これがあまり面白くない。
はっきり言うと、読んでいてため息が出てくる。
それはもちろん作家のせいではありません。
ライターの二宮清純さんは、取材力・構成力・筆力すべてに優れた超一級のジャーナリストです。

では何がいけないかと言うと、川淵さんの喋っている内容のレベルが素人並みだからです。
まるで一国の総理大臣がほろ酔い加減で「床屋の政談」をしてようなものです。
サッカーの門外漢の僕が聞いたって呆れるような素人談義を聞かされると、川淵さんって、本当に俗人なんだなと思います。

ラグビーの大西鐡之祐さんとか、宿沢広朗さんとかと、色々な意味でかなり違いが感じられます。
一つの組織は人間が育っていかない限り、発展することはできません。
新しい人、出でよ。そして語れ。

ま、そんな感じです。