「津波の墓標」(徳間書店) 石井光太 ― 2013年02月11日 14時57分29秒

久しぶりに石井光太さんの作品を読みました。
前作の「遺体」は読むかどうか相当迷いましたが、結局いまだに読んでいません。
大学病院で目にしてきたたくさんの子どもの遺体を思い出してしまうんですね。
だから本に書いてある以上のことを考えてしまう。
遺体に関する話は苦手なんです。大事なことですけれどね。
さて本書は、遺体そのものとは若干離れて、石井さんが東北の被災地で見て、聞いて、感じたことをすべて表現しています。
明るい話はほぼ皆無で、どれだけ現場が悲惨だったかが語られています。
また石井さんは、被災地の明るい面ばかりを報道するマスメディアの姿勢にも相当疑問を持っていたようです。
だから本の内容は大変暗い。
東北三県でATM強盗の被害総額は6億8千万円だそうです。
震災が起こっていち早く現地に入った二つのボランティア団体に、ぼくは13万円ずつ、合わせて26万円寄付しましたが、この本を読むとそれには一体どんな意味があったんだろうと疑問が沸きます。
コップに入った水を見て、「もう半分しかない」と表現することもできれば、「まだ半分もある」と言うことも可能です。
青い海を見て、「寒々しい」と表現することも、「清々しい」と文字にすることも可能です。
被災地には明るい話も暗い話もあったでしょう。
問題は何をテーマにして本を作るかです。
この本のテーマは何でしょうか。
それはタイトルにある通り、東北三県が墓場のようになってしまったということでしょうか?
と、まあ、そんなことを考えてしまいました。
前作の「遺体」は読むかどうか相当迷いましたが、結局いまだに読んでいません。
大学病院で目にしてきたたくさんの子どもの遺体を思い出してしまうんですね。
だから本に書いてある以上のことを考えてしまう。
遺体に関する話は苦手なんです。大事なことですけれどね。
さて本書は、遺体そのものとは若干離れて、石井さんが東北の被災地で見て、聞いて、感じたことをすべて表現しています。
明るい話はほぼ皆無で、どれだけ現場が悲惨だったかが語られています。
また石井さんは、被災地の明るい面ばかりを報道するマスメディアの姿勢にも相当疑問を持っていたようです。
だから本の内容は大変暗い。
東北三県でATM強盗の被害総額は6億8千万円だそうです。
震災が起こっていち早く現地に入った二つのボランティア団体に、ぼくは13万円ずつ、合わせて26万円寄付しましたが、この本を読むとそれには一体どんな意味があったんだろうと疑問が沸きます。
コップに入った水を見て、「もう半分しかない」と表現することもできれば、「まだ半分もある」と言うことも可能です。
青い海を見て、「寒々しい」と表現することも、「清々しい」と文字にすることも可能です。
被災地には明るい話も暗い話もあったでしょう。
問題は何をテーマにして本を作るかです。
この本のテーマは何でしょうか。
それはタイトルにある通り、東北三県が墓場のようになってしまったということでしょうか?
と、まあ、そんなことを考えてしまいました。
最近のコメント