歴史は必ず進歩する！　医師・松永正訓のブログ

昨日のブログを見てくれた方から、散髪後の顔をアップせよとのコメントが来ました。
ではアップしましょう。
セピア色で、中年の悲哀が出た写真になっているでしょう？
画素数も少ないので、禿げ具合がよく分からないはずだ。
こんなところで勘弁してください。

今日は、麻生内閣の中の、ある男が国土交通大臣を辞任しましたね。
ある男と書いたのは、名前を載せる価値すら無いからです。
「ゴネ得」と「単一民族」発言でこの男が、悪い意味での無知であることがよく分かります。
うちの小学生の長女ですら知っていることをこの男は知らない。
無知は教育によって向上する可能性がありますが、問題は、「日教組を解体しなければならない！」と陶然と喋っている恐ろしい姿にあります。
無知な右翼が自分に酔ってしまっているんですね。
これは怖い。
こういう政治家が権力を握るとどうなるか、それは過去に歴史が証明してきました。
それは、ファシズムです。

辞任までの間に、この男には、賛意を表する多数の手紙やメールが寄せられたそうです。
そりゃ、そうですよ。
日本には、気分的な右翼・反動の一般市民なんていくらでもいますからね。
もしこういった声が、国民の大多数の意見と本気で考えるならば、大臣を辞任せず、徹底的に自分の意見を通せばいいだけの話です。
そんな確固たる自信なんてまるで無い訳でしょ？
自信の無い右翼がカッコをつけているこの姿。
東京大学の法学部を卒業したってこの程度です。

問題はこの男にあるのではありません。
この程度の人間はどこにでもいます。
問題の本質は、こういう男を国会議員に選んでしまう国民の民度とか、選挙の仕組みにあります。

さて明日は雨が降って、日中は気温が19度までしか上がらないとか。
それじゃあ、暖房が必要ですね。
本当にそんなに寒くなるんでしょうか？