アクセスカウンター
アクセスカウンター

ピンヒールで車椅子を押す(畠山織恵)2024年01月21日 23時07分44秒

ピンヒールで車椅子を押す(畠山織恵)
重い脳性麻痺の子と共に生きたおよそ20年の記録です。
タイトルから、母親が「ケアの人生から社会進出へ」移行するストーリーかと思い込みましたが、全然そんな内容ではありませんでした。
脳性麻痺のお子さんがいかに成長していくか、どう自立していくかの貴重な記録になっていました。
とても良質なノンフィクションでした。

終盤は、お子さんの話は出てこず、母親の人生が語られます。
ちょっと自己啓発本みたいな雰囲気になりますが、読んでいて大変読み応えがあり、母親の成長の軌跡もとてもよく分かりました。

ぼくはいつも講演で、「自分が生きる世界を変えようと思ったら、自分が変わらなくてはいけない」と言っています。
筆者も「自分が行動することで、変わる」と言っていましたので、考え方として共通な部分が多いなと感じました。

重い障害の子をどう育てるか。ぜひ、読んでみてください。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック