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日本「一発屋」論 バブル・成長信仰・アベノミクス (朝日新書) 原真人2017年03月18日 22時39分14秒

日本「一発屋」論
タイトルに惹かれて読んでみましたが、ある意味、面白かったのはタイトルだけでした。
要は、アベノミクスに対する徹底的な批判の書です。
僕は経済には詳しくないので、こう言われればそういうものなのかなと思います。
多分当たっているのでしょう。

大衆迎合的な政治を衆愚政治と言いますが、政治とはそれが本質だと思います。
日本人もアベノミクスを心から良いと思っている訳ではなく、「無策よりマシ」と思っているのではないでしょうか?
ま、一応株価は上がっていますから、雰囲気としては良いなと感じているのかもしれません。
民主党の「財源無き子ども手当」より全然良い政策と判断している部分もあるでしょう。

リフレとは、人為的にインフレを起こすことです。つまりデフレからの脱却ですね。
著者によれば、リフレ派の人たちは「雨乞い」理論を使うそうです。
たまたま雨が降れば、「ほら、雨乞いの効果があったでしょ?」と言い、雨が降らなければ「祈りがまだ足りない」と言い張る訳です。
アベノミクスは道半ば、などと言えば、安倍政権は半永久的に続くことになりますね。
ま、野党がへなちょこ過ぎるので、それもあり得ると思います。

だけどそれにしたって、「一発屋」はレッテル貼りに過ぎるのではないでしょうか?
あ、これは安倍ちゃんの好きなフレーズでしたね。

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