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優生保護法が犯した罪―子どもをもつことを奪われた人々の証言2014年03月24日 20時13分44秒

優生保護法が犯した罪
日本には1996年まで優生保護法という法律があったんです。
1996年と言えば、わずか18年前ですよね?
この法律によって精神疾患の患者さんや障害者の人達、そしてハンセン病の患者さんたちが優生手術、つまり不妊手術を強制された訳です。
1948年から1996年まで、その数、84万5000人。
信じられますか?

不妊手術を強制された人達は、遺伝性疾患をもっていた訳ではありません。
そしてもちろん、たとえそれが遺伝病だとしても許されることではありません。

こういう思想の延長線上にあるものが、「出生前診断と命の選択」です。
個人が優生思想を持つと、それは社会的な優生思想に拡大します。

この本の中には女性(知的)障害者の介護を容易にするために、子宮を摘出する話も出てきます。
こんなことが許されていいのでしょうか?
アシュリー事件を想起させます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4903690814

人が人として大事にされる、そういう当たり前の世界であって欲しいと思います。