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2010年回顧・内省2010年12月22日 21時37分29秒

自画像
2010年のプライベートを振り返ると、詳しくは書きませんが、僕から見ると、我が家の「家族の形」とか「家族の関係」には揺らぎがあったような気がします。

原因は何かというと、僕がこの歳になっても未だに成熟した人間になっていないからです。

黒澤明監督は猛烈な癇癪持ちで、それは本人に言わせれば、持病の「てんかん」のためだったそうです。

僕が癇癪持ちかどうかは、よく分かりませんが、若い頃は、看護師や患者からは「怖い医者」だったようです。
ですが、それが「てんかん」のせいかというと、そうではなく、僕自身の育てられ方が、僕を作ったのだとしか言えないと思います。

家庭環境や、学校環境、職場環境。
二流の師に教わった弟子は、一流になることはできません。
僕が自分のだめな部分を、人のせいにする訳ではありませんが、僕は立派な人間になろうと努力を続けていますが、どうしても成長できない自分がいます。

一番ダメな部分は、「寛恕の精神」です。
人を許すことが下手。
分かりやすく言えば、「根に持つタイプ」です。
人が人を制する最後の力って、許す能力だと僕は思います。

これに欠ける僕は人の上に立つタイプの人間ではないのでしょう。

「てんかん」で思い出したのはゴッホの自画像。
そう言えば、僕も医学生の頃から、医者になってしばらくまでは、木炭画で絵を描いていました。
上の写真は、25年前に書いた医学生の僕。

痩せているし、ラグビーをやっていて、口ひげを生やしていました。
どうですか?
ちょっとカッコ良すぎるでしょうか?