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腰を据えて2024年10月20日 19時34分28秒

仲野徹先生の『こわいもの知らずの病理学講義』
今後の本の出版予定は次のとおりです。

2024年12月6日:『運命の子 トリソミー 完全版』(小学館文庫)

2025年1月:『看護師の正体』(中公新書ラクレ)

それでそのあとのことを考えています。
もう若くないし、本もすでに20冊書いたので、今度はじっくり時間をかけて本を作りたいという思いがあります。
たくさん読書をして、インプットを増やし、それらを整理して読者に伝えたいなと。
ぼくが最も得意な分野は、やっぱり医学だし、その中でも「がん」だと思うのです。

ぼくの1冊目の本は、実は出版に至っていません。
仮題は『小児固形がんを解き明かす』というもので、小児がんを分子生物学で説明した原稿でした。
今から17年前です。

当時は、どこの出版社にどう相談したらいいか分からず、結局、いくつかの出版社にあたりましたが、お蔵入りになりました。
今だったら、講談社ブルーバックスなどが相応しいのかなと思います。

そういう経緯もあり、「がん」にはいい意味でのこだわりがあります。
最新のがん医療もちゃんとフォローしているし、教科書も読んでいるし。
先人はどんなふうに書いているのかなと思って、仲野徹先生の『こわいもの知らずの病理学講義』を再読してみました。
なるほど、なるほど。うなずくことが多数です。
先生は、あとがきでこの本を書くのに5年かかったと述べています。
ぼくも腰を据えて、ちょっと時間をかけて、構想を練ろうと思います。
いつか陽の目を見ればいいな。

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