傲岸なアメリカ人2010年09月10日 11時19分03秒

日本ではあまり大きな話題になっていませんが、アメリカでは現在、コーランを焼こうとした牧師のことで大騒ぎになっています。

フロリダ州の教会「ダブ・ワールド・アウトリーチ・センター」のジョーンズ牧師が、米同時テロから9年を迎える9月11日にイスラム教の聖典コーランを燃やすと宣言したのです。

自分が正義で、やつらは悪。
そんな単純な考え方がどうしてできるのでしょうか?

キリスト教だけが真実で、イスラム教は邪教?
そういう宗教の思い込みは本当に危険だと思います。

ですが僕は、これはキリスト教の問題だというよりも、アメリカ人の問題だと思います。

立派なキリスト教徒なんていくらでもいますからね。
これはつまりアメリカ人の中に潜む傲岸なものの考え方が、牧師の口から表れたのではないでしょうか?

9日になって「コーラン焼却を中止する」と発表したそうですが、偉そうにそういったことを宣言するのではなく、全世界に謝罪すべきだと思います。

追記)
その後、この男は、中止することを撤回したようです。

追記の追記)
で、結局、中止したようです。

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