「ユージン・スミス: 水俣に捧げた写真家の1100日」(小学館)山口 由美2013年04月24日 23時26分26秒

ユージン・スミス: 水俣に捧げた写真家の1100日
最近、専門書ばかりを読んでいましたので、いわゆる「ノンフィクション」の書評を書いていなかった。
ここで言う「ノンフィクション」とは、「学術書」とか「専門書」とか「啓蒙書」とか「解説書」とか「ルポ」と言った「評論」に近いものを除き、かと言って「私小説」ではないから「事実」に正確に基づいていて、なおかつ、「随筆」や「エッセイ」みたいな作者の感性だけで書かれたものを除外した「文学」や「文芸」です。

で、今日の昼下がりに本書がアマゾンから到着したので早速読んでみました。

「入浴する母子」の写真はさすがに知っていましたが、ユージン・スミスという名前は、聞いたことがあるような無いような。
しかしそんなことは関係なく、有名人であろうが、無名の人であろうが、ぼくは基本的に「破格」の人間の評伝や自伝は大好きです。

その期待に違わぬ良い作品でした。すぐに読んでしまいました。
「見解の相違」により、スミスさんの(元)奥さんのインタビュー内容を記せなかったというのは本当に残念ですが。

「苦海浄土」や「下下戦記」を読んだのはいったい何年前かな。
また読みたくなってきました。