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衆院選に思う2024年10月28日 20時45分00秒

自公過半数割れ
総選挙が終わりました。
自公が過半数割れを起こしましたが、この選挙をどう総括するかはかなり難しいと思います。
また、視点の持ち方もいろいろでしょう。

おおきく見ると、日本にはリベラルな国民は少ないと感じます。
保守的な人が圧倒的でしょう。
アメリカは分断国家と言われていますが、それは保守とリベラルで割れているからです。
ぼくの友人がアメリカへ行ったとき、公園で子連れの女性に出会ったそうです。その子があまりにも可愛かったので、
「男の子ですか? 女の子?」
と訊ねました。答えは、なんと
「それはこの子自身が将来決めることよ」
だったそうです。

リベラルとはそういうことです。日本人でそんなことを言う人います?
いたら、変人ですよね?

自民党は敗れたとはいえ、190議席あります。もちろん保守。
維新も国民民主も、保守です。
立憲は議席を増やしましたが、代表が野田さんだったからかもしれません。野田さんは、かなり保守ですよね。

ま、れいわ新撰組は健闘しましたが、共産党は負けました。
リベラルはこの国では勝てないのです。
2009年に民主党が政権をとったときも、リベラルの色は全くありませんでした。
鳩山さんも小沢さんも元自民党だし、菅さんも自社さ政権で自民党と一緒に仕事をしました。

日本ではリベラルはマイナーですから、そこにフォーカスを当てると、大勢の支持は得られません。
都知事選の蓮舫さんがそうですよね。
今後、立憲が政権を目指すのであれば、反自民党の保守政治を目指すしかないでしょう。
つまり、自民党が大企業をバックにした保守ならば、立憲は国民を味方につけた保守を掲げるべきでしょう。

しかし、共産党はキツイと思います。
立憲と手を切って全国に候補者を立てましたが、立憲はダメージを受けませんでした。
今後、共闘の機運は膨らまないと思います。
また、比例票も減らしています。
正念場に来ているように見えます。

国会が開かれれば、首班指名投票が待っています。
実は、野田さんにも総理大臣になれる可能性があるんですよね。
維新も国民もキャスティングボードを握ろうとするでしょうが、一歩道を誤ると、たちまち国民に見放されると思います。
それぞれの党が正念場かもしれません。

自民一強の悪夢はようやく終わります。
新しい世界を、ぼくは生きているうちにぜひ見てみたいと願います。

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