これは面白かったですね。思わぬ掘り出し物という感じです。
弘中さんが実際に書いたのかは知りませんが、大変読み応えがありました。
厚労省の村木厚子さんは、誰がどう見ても無実の罪をなすりつけられたと思いますが、三浦和義さんの事件は意外な話の連続でした。
日本の検察は大変レベルが高いとも聞きますが、ときどき政権と距離が近く国策捜査をするという噂も聞いたことがあります。
ここでいう政権とは、ときの権力者ではなく自民党という意味です。
そういう意味では、小沢一郎さんなんかは完全に国策捜査の被害にあったといえるかもしれないし、民主党はこれによって政権の座を失ったのかもしれません。
ないものねだりかもしれませんが、弘中さんは正義の側にたって弁護活動をしているようですが、世の中には悪人の弁護をしている人もいます。
弁護士の仕事は多岐に渡ると思います。悪人の弁護をする論理みたいなものも聞いてみたかったなと思いました。
いい本です。おススメします。
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