普通の科学者とは逆 ― 2014年04月09日 20時53分21秒
サイエンスとはどのような作業でしょうか?
まず、何が問題かを考える。
次にそれを解決する仮説を立てる。
そして仮説が正しいか否か、実験する。
結論を得たら、それが間違っていないことを実験を重ねて証明する。
論文を投稿する。
ま、こんな流れです。
一流の科学者は、自分が得た結論を疑うものです。
本当に自分の仮説は正しいのかと何度も反問し、実験を繰り返します。
自分自身をコンビンス(確信)させないと、他人をコンビンスさせることなどはできません。
そして、論文のレフリーや科学界でのライバルが、グーの音も出ない程にデータを突きつける訳です。
これでもかっていうくらいに事実を提示して、得心させるのですね。
ところ現在騒がれている理化学研究所の研究者は、こういった普通のサイエンティストとはまるで逆の感性を持っているようです。
自分は200回、細胞を作ったと言っています。
強烈に自分でコンビンスしている。
ところが、周囲は全然そう思っていない。説得されていないのですね。
実験ノートを世間に突きつけて、自分の学説が正しいと説得できないところが、この研究者にとっては致命的だと思います。
もしかしたら、その細胞は実在するのかもしれません。
しかし当初、プレゼンしたように、iPS細胞に比べて「簡単に、高い効率で」作ることができるというのは、ウソだと言わざるをえません。
iPS細胞にはがん化の危険もあるとプレゼンしています。
これから、iPS細胞を使った臨床試験を受ける患者さんはどれだけ不安な気持ちになったことでしょうか?
若いサイエンティストはトレーニングの一環として患者を見るべきだと、ぼくは常々主張していますが、この科学者に関して言えば、完全に遅きに失したと思います。
まず、何が問題かを考える。
次にそれを解決する仮説を立てる。
そして仮説が正しいか否か、実験する。
結論を得たら、それが間違っていないことを実験を重ねて証明する。
論文を投稿する。
ま、こんな流れです。
一流の科学者は、自分が得た結論を疑うものです。
本当に自分の仮説は正しいのかと何度も反問し、実験を繰り返します。
自分自身をコンビンス(確信)させないと、他人をコンビンスさせることなどはできません。
そして、論文のレフリーや科学界でのライバルが、グーの音も出ない程にデータを突きつける訳です。
これでもかっていうくらいに事実を提示して、得心させるのですね。
ところ現在騒がれている理化学研究所の研究者は、こういった普通のサイエンティストとはまるで逆の感性を持っているようです。
自分は200回、細胞を作ったと言っています。
強烈に自分でコンビンスしている。
ところが、周囲は全然そう思っていない。説得されていないのですね。
実験ノートを世間に突きつけて、自分の学説が正しいと説得できないところが、この研究者にとっては致命的だと思います。
もしかしたら、その細胞は実在するのかもしれません。
しかし当初、プレゼンしたように、iPS細胞に比べて「簡単に、高い効率で」作ることができるというのは、ウソだと言わざるをえません。
iPS細胞にはがん化の危険もあるとプレゼンしています。
これから、iPS細胞を使った臨床試験を受ける患者さんはどれだけ不安な気持ちになったことでしょうか?
若いサイエンティストはトレーニングの一環として患者を見るべきだと、ぼくは常々主張していますが、この科学者に関して言えば、完全に遅きに失したと思います。
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