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弾き語りパッション・井上陽水2014年05月01日 23時49分42秒

弾き語りパッション・井上陽水
iTunes で買ってしまった。
兄が好きだった陽水。彼の声が破格であることは誰も異存はないと思うが、ぼくは「歌詞」がすごいと思う。
「東へ西へ」とか。

「老化はなぜ進むのか―遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム」近藤 祥司2014年05月02日 22時08分44秒

老化はなぜ進むのか―遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム
こういう本を読みました。

iPS細胞とはなにか―万能細胞研究の現在 (ブルーバックス)2014年05月03日 22時03分38秒

iPS細胞とはなにか―万能細胞研究の現在 (ブルーバックス)
今日最初に読んだ本はこれ。
ブルーバックスにしては、残念ながら「浅い」と思いました。

この一冊でiPS細胞が全部わかる (青春新書INTELLIGENCE)2014年05月03日 22時05分18秒

この一冊でiPS細胞が全部わかる
次に読んだ本はこれ。
分担執筆なので、ストーリーに迫力がちょっとなかった。
ただし、良いことも書いてある。

iPSと「がん幹細胞」が似ているという指摘は正しい。

「統計学が最強の学問である」西内 啓2014年05月03日 23時30分58秒

統計学が最強の学問である
本日、最後に読んだ本はこれ。

かなり専門的なことが詳しく書かれていて、これがベストセラーになっているというのは、正直驚きます。
物語る筆者の力は大したものだと思いますが、けっして易しいとは言えない内容でした。
ぼくは大学にいた頃にさんざん統計解析をやったので、本書のはじまりから2/3くらいは馴染みのあることばかりでした。
一般の人、つまり統計処理の経験の無い人はこの本をどう読むのでしょうかね?

ちなみに医者の中にも、勘や経験に頼って、科学的根拠という発想のない人はたくさんいます。
大学の医者だろうが開業医だろうが関係ありません。ぼくの経験では。

Jazz House「NARU」へ行く2014年05月04日 23時08分17秒

Jazz House「NARU」
GWは読みたい本が山積みで、スライド作りの仕事もあり、なかなか多忙です。
しかし今日はちょっと時間ができたのでお茶の水へ行ってきました。

神保町の古本屋をいくつか回って、書泉グランデ、三省堂、丸善へ。
三省堂には「運命の子 トリソミー」置かれていなくてびっくり。
いやあ、本当に売れていないとしみじみ実感します。

さらに画材屋「レモン」へ。
別にぼくは絵は描きませんが、昔からここの立ち寄って画材を見たり、万年筆を見たり。
あれ、レモンに併設してあった喫茶店はどうなったんだろう??

で、Jazz Houseの「NARU」へ。
それほど広くないお店にお客さんがぎっしり。
アルトサックスとトランペットの2管編成でしたが、とりわけトランペットが良かった。
ベースを弾いている方は、「Body & Soul 」でも演奏を聴いたことがありますが、実に迫力のある音を出します。
1 Stage だけ聴き大いに満足し、深酒しないで帰宅しました。

帰宅したら、ロバート・ワインバーグの「がんの生物学」が届いていました。
電話帳のようにデカくて、分厚い本ですから、通読は無理でしょう。興味のあるところ読んでいこう。
非常に楽しみです。

高価なソファ2014年05月05日 15時02分53秒

新しいソファ
若い人には分かりにくいかもしれませんが、歳をとると読書が辛くなるんです。
視力の問題とか、姿勢の問題ですね。
だけどぼくにとって、読書というのは「趣味以上・仕事未満」の大事なものですから、少しでも読書しやすい環境を求めることになります。
そこで書斎の革製ソファを処分して、布製のかなり高価なソファを買い求めました。

色も良い、肌触りも良い、座り心地も良い、姿勢も良い。
文句無しの良い買い物です。
早速ここに座って読書をしましょう。

「悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東」中川 右介2014年05月05日 15時42分57秒

悪の出世学 ヒトラー・スターリン・毛沢東
いやあ、面白かった。
歴史学者ではないのに、こういう本を書けるというのは、ものすごい才能だと思います。
参りました。

医学的根拠とは何か (岩波新書) 津田 敏秀2014年05月05日 22時38分26秒

医学的根拠とは何か
今日の2冊目はこれ。
大変良い本だと思います。医学生にはちょっと難しいかもしれませんが。

この本にあるように、勘と度胸と経験に基づく医療をやっている大学でぼくは医者として教育を受けました。
研修医を終えて大学院へ進み、小児がんの仕組みを分子レベルで解明する(この本で言うメカニズム派)ことを目指しました。
大学院修了後も研究は継続し、同時に、日本中の小児肝がんのデータを数値化する仕事もしていました。
集めた数値を統計処理する訳ですが、そんな方法は誰も教えてくれず(教えられる上司がいない)、自分で統計学の本を読んで解析したものです。
分子生物学と疫学の両方をやった小児外科医は日本でぼく一人でしょう。

この本にあるように日本では臨床研究が大変遅れています。
日本の小児がんの分野では10年前くらいからそのことに気づいていた人が何人かいました。
しかし彼らが道を誤ったことは、幼稚園の次に大学へ行こうとしたことです。
幼稚園の次は小学校。
こんなこと誰でも知っています。
過去のデータを数値化もしないでいきなり全国規模で臨床研究することは、患者不在の冒険主義です。
勘と度胸と経験に頼った医療とたいして変わりません。
ま、ビジョンはそれほど悪くなかったと思いますが。

この本では実名を挙げて、ダメな科学者を批判しています。
いやあ、すごいですね。
とても真似できません。気が小さいので。岩波もよく書かせたなあ。

神奈川県立図書館へ行く2014年05月07日 22時19分40秒

神奈川県立図書館へ行く
昭和45年に起こったある事件に関して、新聞記事を直接見たかった(コピーしたかった)ので、昨日、千葉県立図書館へ行きました。
朝日新聞の縮刷版に長時間見入りましたが、探していた記事は存在しないようでした。
事件は横浜で起こっています。
それならば、「神奈川新聞」とか「朝日新聞の京浜版」に掲載されているかもしれない。
で、今日、2時間近くかけて桜木町へ行ってきました。

目的の記事は、「朝日新聞の京浜版」には存在していませんでしたが、「神奈川新聞」には大きく掲載されていました。
ようやく辿り着きました。

この事件は、日本の障害児問題のある意味ターニングポイントになったとぼくは考えているので、どうしても自分の目で確認したいと考えていたのです。
どういう事件だったかは後日書きましょう。

罪を憎んで人を憎まずという言葉もありますが、あれから44年が経とうとしています。
事件の当事者の苦しみがいかばかりだったかと思うと、気安い気持ちで述べることは難しい。

ただ個人的な思い入れを言えば、ぼくはこの事件を21歳の頃から知っていた(事件が起きたのは、ぼくが8歳の頃)。
だから、この歳になって障害児問題を考える原点に戻ったような気がします。

さて、連休も終了。明日からまたがんばりましょう。