感動を有り難う! 羽生選手2014年11月09日 21時06分08秒

報道でフィギュア・スケートの羽生選手が話題になっています。
感動を有り難う! みたいな賛辞も散見されますが、これはとんでもない話です。
スポーツ選手が頭を打つという事故を甘くみてはいけません。
いわゆる「脳震盪」には医学的にまだまだ未知な部分があり、繰り返すことによって重篤な障害につながる可能性があります。

ラグビーの世界ではいち早く「脳震盪」の問題に取り組み、頭を強く打った選手には競技の続行停止とその後の休養を指示しています。

今回の羽生選手のケースでは、コーチを含めた関係者はいったい何をやっていたのでしょうか?
スポーツ医学に対する知識が無かったのだとしたら、ソチでの金メダルの価値はどうなのかと疑問になります。
彼は本日、日本に帰国しましたが空港では車いす姿だったと報じられています。
そんなにひどかったのですか?
それともパフォーマンスですか?

プロレスじゃないんですから、流血しながらフィギュア・スケートでスピンするなんて、幼い子どもたちにどれだけ悪影響を与えるか、羽生選手はよく考えて欲しいです。

こういう姿を批判せずに、ほめたたえるワイドショーは、まさしく「ショー」と言えます。

コメント

トラックバック