「戦場のピアニスト」2010年02月13日 17時17分31秒

ロマン・ポランスキーの映画です。

以前に「チャイナタウン」という傑作を作っていますが、本作品も大傑作でした。

人種差別主義と侵略戦争が結びつくと、人間はゴミのように扱われ、そして殺されるということがよく分ります。

この監督はナチスによってゲットーに収容された経験があるので、生涯をかけてこのような映画を作ったのでしょう。
スピルバーグの「シンドラーのリスト」も同じようなものかもしれません。

いずれ中国からも世界的な映画監督が誕生すると思います。
今の経済力から言えば間違いないでしょう。
その監督さんは、かつて日本軍が中国人をいかにゴミのように扱って殺したかを描くでしょうね。

さてこの映画のもう一つの視点は「飢え」です。
現在のハイチの大地震もそうですが、こういう状況に追い込まれると、食べることが生きることになるんです。
そういう様が実に克明に説得力をもって描かれていました。

映画ではCGが非常に見事に使われていました。
こういうセンスも良かった。
歴史に残る傑作だと思います。