サンデー毎日に登場! ― 2024年11月19日 19時48分45秒
お知らせ! 18日(月)の診療について ― 2024年11月16日 17時08分03秒
11月18日(月)の診療について。
誠に申し訳ありませんが、一身上の都合から、18日(月)は、午前を休診にします。
14時からの予防接種・健診、、、、ならびに、
15時30分からの診療は、通常通りに行います。
ご了承ください。
誠に申し訳ありませんが、一身上の都合から、18日(月)は、午前を休診にします。
14時からの予防接種・健診、、、、ならびに、
15時30分からの診療は、通常通りに行います。
ご了承ください。
死ぬということ-医学的に、実務的に、文学的に(黒木登志夫) ― 2024年11月13日 09時06分06秒
前半は教科書(医学書)を読んでいるようで、ぜんぜんおもしろくありませんでしたが、終盤の死にまつわる論考は実に見事でした。
この部分だけで1冊、本を作ってもよかったかもしれません。
思索も深い、表現も豊かだし、よく文献調査もしているし、大変クオリティーが高いと感じました。そしてユーモアも。
ただ、安楽死の定義に関しては、ちょっと整理が不十分で、正確性に欠けていました。
ぼくに取材してくれればよかったのに。
でも、こういう本を、ぼくに書けるかと問われれば、書けません。88歳でこういう大作を仕上げるのは、本人の才能もあると思いますが、飽くなき好奇心みたいなマインドも大きいのでしょう。
努力を惜しまない集中力もあるのでしょう。
とても真似できませんが、ぼくもまだ62歳。努力は続けたいと思います。
なお、前半部分は、一般の人には十分おもしろくためになると思います。
多くの人におススメです。
この部分だけで1冊、本を作ってもよかったかもしれません。
思索も深い、表現も豊かだし、よく文献調査もしているし、大変クオリティーが高いと感じました。そしてユーモアも。
ただ、安楽死の定義に関しては、ちょっと整理が不十分で、正確性に欠けていました。
ぼくに取材してくれればよかったのに。
でも、こういう本を、ぼくに書けるかと問われれば、書けません。88歳でこういう大作を仕上げるのは、本人の才能もあると思いますが、飽くなき好奇心みたいなマインドも大きいのでしょう。
努力を惜しまない集中力もあるのでしょう。
とても真似できませんが、ぼくもまだ62歳。努力は続けたいと思います。
なお、前半部分は、一般の人には十分おもしろくためになると思います。
多くの人におススメです。
完成までもう少し『運命の子 トリソミー』 ― 2024年11月10日 17時53分51秒
『運命の子 トリソミー 完全版』(小学館文庫)の完成が近づいてきました。
この文庫本の特徴は4つあります。
1 小学館ノンフィクション大賞に応募するとき、削った原稿を復活させました。字数制限があったので。
削ったのは、「しあわせの家」で知的障害の子と生きる母親たちのインタビューです。
老老介護、あるいは老障介護の状態になっているのですね。
ここの部分は非常に重要なので、文庫化にあたってはぜひ復活させたいと思っていました。
2 単行本では朝陽君が2歳の誕生日を迎えた日で終わっています。
それから1年後のことを書き加えました。非常に重い1章です。
3 上智大学神学部教授の竹内修一(おさむ)先生に解説を書いていただきました。
おかげさまで本のクオリティーが格段に上がりました。
4 文庫本のためのあとがきを書きました。
最初にご両親にお会いしてから、約12年が経っていると思います。12年後のインタビューを載せました。
タイトルは、万感の思いを込めて、『完全版』とさせていただきました。
Amazonに書影が出たら、またご報告しますね。
発売は、12月6日です。
この文庫本の特徴は4つあります。
1 小学館ノンフィクション大賞に応募するとき、削った原稿を復活させました。字数制限があったので。
削ったのは、「しあわせの家」で知的障害の子と生きる母親たちのインタビューです。
老老介護、あるいは老障介護の状態になっているのですね。
ここの部分は非常に重要なので、文庫化にあたってはぜひ復活させたいと思っていました。
2 単行本では朝陽君が2歳の誕生日を迎えた日で終わっています。
それから1年後のことを書き加えました。非常に重い1章です。
3 上智大学神学部教授の竹内修一(おさむ)先生に解説を書いていただきました。
おかげさまで本のクオリティーが格段に上がりました。
4 文庫本のためのあとがきを書きました。
最初にご両親にお会いしてから、約12年が経っていると思います。12年後のインタビューを載せました。
タイトルは、万感の思いを込めて、『完全版』とさせていただきました。
Amazonに書影が出たら、またご報告しますね。
発売は、12月6日です。
里親と特別養子縁組-制度と暮らし、家族のかたち(林 浩康) ― 2024年11月02日 21時13分00秒
里親・特別養子縁組に関心があり、読んでみました。
本書は入門書という位置付けだと思います。しかしながら、学者さんが書いた本なので、学術的記載も多く、勉強になると同時に、課題に対する解決策が少し抽象的かなと思える部分もありました。
またその一方で、ルポとしての記載も多く、里親・里子の関係性などを現場から丁寧に描いていました。
日本では、家庭養護(里親・特別養子縁組)が、欧米と比べて一向に進みません。
その理由について解説がありましたが、ぼくは日本の戸籍制度も大きいのではないかと思っています。
戸籍というシステムは、日本・韓国・台湾くらいですからね。
ですが、残念ながら戸籍に関する記述はありませんでした。
今の時代に求められる良書だと思いますが、この本を読んで「自分も里親になってみよう」と考える人はそれほど多くない気もします。
ある意味で、シビアな現状が描かれているので、自分には荷が重いと思ってしまうのではないでしょうか。
ただ、多くの人に勧めたいので、読んでみてください。
本書は入門書という位置付けだと思います。しかしながら、学者さんが書いた本なので、学術的記載も多く、勉強になると同時に、課題に対する解決策が少し抽象的かなと思える部分もありました。
またその一方で、ルポとしての記載も多く、里親・里子の関係性などを現場から丁寧に描いていました。
日本では、家庭養護(里親・特別養子縁組)が、欧米と比べて一向に進みません。
その理由について解説がありましたが、ぼくは日本の戸籍制度も大きいのではないかと思っています。
戸籍というシステムは、日本・韓国・台湾くらいですからね。
ですが、残念ながら戸籍に関する記述はありませんでした。
今の時代に求められる良書だと思いますが、この本を読んで「自分も里親になってみよう」と考える人はそれほど多くない気もします。
ある意味で、シビアな現状が描かれているので、自分には荷が重いと思ってしまうのではないでしょうか。
ただ、多くの人に勧めたいので、読んでみてください。
ドジャース、世界一! ― 2024年10月31日 21時05分46秒
大谷翔平の長い長い1年が終わりました。
夢がかなって本当によかったと思います。
夢って、努力すれば必ずかなうものではありません。
運も必要だし、仲間も必要だし、巡り合わせも必要です。
大谷翔平の2024年は当初からイバラの道だったと思います。しかしそれを支えたのは奥さんとデコピンでしょう。
賭博事件に巻き込まれそうになり、精神的に大きなダメージだったと思います。
今年のドジャースは、本当に怪我人の多い1年でした。ベッツの離脱で大谷は先頭打者を任されましたが、これが大当たりでした。
盗塁が飛躍的に増え、40−40をあっさりと超えていくと、50−50まで行きました。
ここまでくると、野球選手というよりも、世界ナンバーワンのアスリートという感じではないでしょうか?
みなさんは大谷翔平のどこに惹かれますか?
ぼくは、彼のバッティングフォームです。
美しいですよね?
世界で一番美しいバッティング・フォームです。まるで芸術を見るようです。
打球速度が速いことも大きな魅力でしょう。
日本ではあまり関心を持たれていませんが、MLB では打球速度の速さがいいバッターの指標なのです。
ポストシーズンの最大の難関は、ディビジョンシリーズの、対パドレス戦だったと思います。本当にパドレスは強かった。
土壇場に追い込まれたときに、大谷翔平が「あと2勝すればいい。2勝はできる」と断言したメンタルの強さには驚きました。
ちなみに世界一のドジャースを完全に抑えたダルビッシュは世界一の投手だと思います。
ワールドシリーズを前にして、ドジャースには先発投手が3人しかいませんでした。
だけどブルペンが強かった。
ロバーツ監督は、捨てゲームを平気で作る強い心を持ち、7戦のうち4勝すればいいという合理的な考え方も持っていました。
最終戦の9回の裏に、先発投手のビューラーを起用するのは、なかなかの勝負師だったと言えるでしょう。
この1年を振り返ってみると、レギュラーシーズンは大谷翔平の存在なしては勝てなかったでしょう。
ポストシーズンは、エドマンとフリーマンが MVP を獲得しましたが、真の MVP はブルペンだったと思います。
こうれでようやく1年が終わりました。
いや、MLB は本当にすごいね。162試合をやって、その上、ポストシーズンに1か月をかけるのだから、まさに世界一決定戦という名称に相応しいでしょう。
これで当分、ドキドキハラハラしないでいいと思うと、ホッとします。
でも、早く見たいな2025年。
大谷翔平がサイ・ヤング賞を取る姿をぜひ見てみたい。
夢がかなって本当によかったと思います。
夢って、努力すれば必ずかなうものではありません。
運も必要だし、仲間も必要だし、巡り合わせも必要です。
大谷翔平の2024年は当初からイバラの道だったと思います。しかしそれを支えたのは奥さんとデコピンでしょう。
賭博事件に巻き込まれそうになり、精神的に大きなダメージだったと思います。
今年のドジャースは、本当に怪我人の多い1年でした。ベッツの離脱で大谷は先頭打者を任されましたが、これが大当たりでした。
盗塁が飛躍的に増え、40−40をあっさりと超えていくと、50−50まで行きました。
ここまでくると、野球選手というよりも、世界ナンバーワンのアスリートという感じではないでしょうか?
みなさんは大谷翔平のどこに惹かれますか?
ぼくは、彼のバッティングフォームです。
美しいですよね?
世界で一番美しいバッティング・フォームです。まるで芸術を見るようです。
打球速度が速いことも大きな魅力でしょう。
日本ではあまり関心を持たれていませんが、MLB では打球速度の速さがいいバッターの指標なのです。
ポストシーズンの最大の難関は、ディビジョンシリーズの、対パドレス戦だったと思います。本当にパドレスは強かった。
土壇場に追い込まれたときに、大谷翔平が「あと2勝すればいい。2勝はできる」と断言したメンタルの強さには驚きました。
ちなみに世界一のドジャースを完全に抑えたダルビッシュは世界一の投手だと思います。
ワールドシリーズを前にして、ドジャースには先発投手が3人しかいませんでした。
だけどブルペンが強かった。
ロバーツ監督は、捨てゲームを平気で作る強い心を持ち、7戦のうち4勝すればいいという合理的な考え方も持っていました。
最終戦の9回の裏に、先発投手のビューラーを起用するのは、なかなかの勝負師だったと言えるでしょう。
この1年を振り返ってみると、レギュラーシーズンは大谷翔平の存在なしては勝てなかったでしょう。
ポストシーズンは、エドマンとフリーマンが MVP を獲得しましたが、真の MVP はブルペンだったと思います。
こうれでようやく1年が終わりました。
いや、MLB は本当にすごいね。162試合をやって、その上、ポストシーズンに1か月をかけるのだから、まさに世界一決定戦という名称に相応しいでしょう。
これで当分、ドキドキハラハラしないでいいと思うと、ホッとします。
でも、早く見たいな2025年。
大谷翔平がサイ・ヤング賞を取る姿をぜひ見てみたい。
衆院選に思う ― 2024年10月28日 20時45分00秒
総選挙が終わりました。
自公が過半数割れを起こしましたが、この選挙をどう総括するかはかなり難しいと思います。
また、視点の持ち方もいろいろでしょう。
おおきく見ると、日本にはリベラルな国民は少ないと感じます。
保守的な人が圧倒的でしょう。
アメリカは分断国家と言われていますが、それは保守とリベラルで割れているからです。
ぼくの友人がアメリカへ行ったとき、公園で子連れの女性に出会ったそうです。その子があまりにも可愛かったので、
「男の子ですか? 女の子?」
と訊ねました。答えは、なんと
「それはこの子自身が将来決めることよ」
だったそうです。
リベラルとはそういうことです。日本人でそんなことを言う人います?
いたら、変人ですよね?
自民党は敗れたとはいえ、190議席あります。もちろん保守。
維新も国民民主も、保守です。
立憲は議席を増やしましたが、代表が野田さんだったからかもしれません。野田さんは、かなり保守ですよね。
ま、れいわ新撰組は健闘しましたが、共産党は負けました。
リベラルはこの国では勝てないのです。
2009年に民主党が政権をとったときも、リベラルの色は全くありませんでした。
鳩山さんも小沢さんも元自民党だし、菅さんも自社さ政権で自民党と一緒に仕事をしました。
日本ではリベラルはマイナーですから、そこにフォーカスを当てると、大勢の支持は得られません。
都知事選の蓮舫さんがそうですよね。
今後、立憲が政権を目指すのであれば、反自民党の保守政治を目指すしかないでしょう。
つまり、自民党が大企業をバックにした保守ならば、立憲は国民を味方につけた保守を掲げるべきでしょう。
しかし、共産党はキツイと思います。
立憲と手を切って全国に候補者を立てましたが、立憲はダメージを受けませんでした。
今後、共闘の機運は膨らまないと思います。
また、比例票も減らしています。
正念場に来ているように見えます。
国会が開かれれば、首班指名投票が待っています。
実は、野田さんにも総理大臣になれる可能性があるんですよね。
維新も国民もキャスティングボードを握ろうとするでしょうが、一歩道を誤ると、たちまち国民に見放されると思います。
それぞれの党が正念場かもしれません。
自民一強の悪夢はようやく終わります。
新しい世界を、ぼくは生きているうちにぜひ見てみたいと願います。
自公が過半数割れを起こしましたが、この選挙をどう総括するかはかなり難しいと思います。
また、視点の持ち方もいろいろでしょう。
おおきく見ると、日本にはリベラルな国民は少ないと感じます。
保守的な人が圧倒的でしょう。
アメリカは分断国家と言われていますが、それは保守とリベラルで割れているからです。
ぼくの友人がアメリカへ行ったとき、公園で子連れの女性に出会ったそうです。その子があまりにも可愛かったので、
「男の子ですか? 女の子?」
と訊ねました。答えは、なんと
「それはこの子自身が将来決めることよ」
だったそうです。
リベラルとはそういうことです。日本人でそんなことを言う人います?
いたら、変人ですよね?
自民党は敗れたとはいえ、190議席あります。もちろん保守。
維新も国民民主も、保守です。
立憲は議席を増やしましたが、代表が野田さんだったからかもしれません。野田さんは、かなり保守ですよね。
ま、れいわ新撰組は健闘しましたが、共産党は負けました。
リベラルはこの国では勝てないのです。
2009年に民主党が政権をとったときも、リベラルの色は全くありませんでした。
鳩山さんも小沢さんも元自民党だし、菅さんも自社さ政権で自民党と一緒に仕事をしました。
日本ではリベラルはマイナーですから、そこにフォーカスを当てると、大勢の支持は得られません。
都知事選の蓮舫さんがそうですよね。
今後、立憲が政権を目指すのであれば、反自民党の保守政治を目指すしかないでしょう。
つまり、自民党が大企業をバックにした保守ならば、立憲は国民を味方につけた保守を掲げるべきでしょう。
しかし、共産党はキツイと思います。
立憲と手を切って全国に候補者を立てましたが、立憲はダメージを受けませんでした。
今後、共闘の機運は膨らまないと思います。
また、比例票も減らしています。
正念場に来ているように見えます。
国会が開かれれば、首班指名投票が待っています。
実は、野田さんにも総理大臣になれる可能性があるんですよね。
維新も国民もキャスティングボードを握ろうとするでしょうが、一歩道を誤ると、たちまち国民に見放されると思います。
それぞれの党が正念場かもしれません。
自民一強の悪夢はようやく終わります。
新しい世界を、ぼくは生きているうちにぜひ見てみたいと願います。
ルポ 超高級老人ホーム(甚野博則) ― 2024年10月22日 21時29分24秒
現在、ベストセラー中の作品です。
高齢化が進んだ今、老後をどう過ごすか、多くの人が関心を持っているはずです。
老人ホームにもいろいろな形態・規模・設備などがありますが、この本では超高級な老人ホームにターゲットを絞っています。
なにしろ入居のための一時金が数億円ですから、いったいどんな人が利用できるのでしょうか?
ぼくはそんなにお金を持っていませんから、ムリ(笑)。
しかし知らない世界があると、それを知ってみたくなるのが人間の性。ぼくも興味を持って読みました。
よく取材しているし、良質なルポルタージュでした。
いい作品です。
本の内容とは関係ありませんが、この本の帯とか、Amazonの宣伝文とかは、あまりにも本の内容や言いたいことと無関係だと思います。
こうした惹句につられて本を買った人は、がっかりするのでは?
出版社にはもっと考えてほしいです。
また、帯の文などは、著者も目を通しているはずです。
どう思ったのかな?
ぼくは老後をどう過ごそうかな?
子どもには迷惑をかけたくなし、ちょっと迷いますね。
高齢化が進んだ今、老後をどう過ごすか、多くの人が関心を持っているはずです。
老人ホームにもいろいろな形態・規模・設備などがありますが、この本では超高級な老人ホームにターゲットを絞っています。
なにしろ入居のための一時金が数億円ですから、いったいどんな人が利用できるのでしょうか?
ぼくはそんなにお金を持っていませんから、ムリ(笑)。
しかし知らない世界があると、それを知ってみたくなるのが人間の性。ぼくも興味を持って読みました。
よく取材しているし、良質なルポルタージュでした。
いい作品です。
本の内容とは関係ありませんが、この本の帯とか、Amazonの宣伝文とかは、あまりにも本の内容や言いたいことと無関係だと思います。
こうした惹句につられて本を買った人は、がっかりするのでは?
出版社にはもっと考えてほしいです。
また、帯の文などは、著者も目を通しているはずです。
どう思ったのかな?
ぼくは老後をどう過ごそうかな?
子どもには迷惑をかけたくなし、ちょっと迷いますね。
腰を据えて ― 2024年10月20日 19時34分28秒
今後の本の出版予定は次のとおりです。
2024年12月6日:『運命の子 トリソミー 完全版』(小学館文庫)
2025年1月:『看護師の正体』(中公新書ラクレ)
それでそのあとのことを考えています。
もう若くないし、本もすでに20冊書いたので、今度はじっくり時間をかけて本を作りたいという思いがあります。
たくさん読書をして、インプットを増やし、それらを整理して読者に伝えたいなと。
ぼくが最も得意な分野は、やっぱり医学だし、その中でも「がん」だと思うのです。
ぼくの1冊目の本は、実は出版に至っていません。
仮題は『小児固形がんを解き明かす』というもので、小児がんを分子生物学で説明した原稿でした。
今から17年前です。
当時は、どこの出版社にどう相談したらいいか分からず、結局、いくつかの出版社にあたりましたが、お蔵入りになりました。
今だったら、講談社ブルーバックスなどが相応しいのかなと思います。
そういう経緯もあり、「がん」にはいい意味でのこだわりがあります。
最新のがん医療もちゃんとフォローしているし、教科書も読んでいるし。
先人はどんなふうに書いているのかなと思って、仲野徹先生の『こわいもの知らずの病理学講義』を再読してみました。
なるほど、なるほど。うなずくことが多数です。
先生は、あとがきでこの本を書くのに5年かかったと述べています。
ぼくも腰を据えて、ちょっと時間をかけて、構想を練ろうと思います。
いつか陽の目を見ればいいな。
2024年12月6日:『運命の子 トリソミー 完全版』(小学館文庫)
2025年1月:『看護師の正体』(中公新書ラクレ)
それでそのあとのことを考えています。
もう若くないし、本もすでに20冊書いたので、今度はじっくり時間をかけて本を作りたいという思いがあります。
たくさん読書をして、インプットを増やし、それらを整理して読者に伝えたいなと。
ぼくが最も得意な分野は、やっぱり医学だし、その中でも「がん」だと思うのです。
ぼくの1冊目の本は、実は出版に至っていません。
仮題は『小児固形がんを解き明かす』というもので、小児がんを分子生物学で説明した原稿でした。
今から17年前です。
当時は、どこの出版社にどう相談したらいいか分からず、結局、いくつかの出版社にあたりましたが、お蔵入りになりました。
今だったら、講談社ブルーバックスなどが相応しいのかなと思います。
そういう経緯もあり、「がん」にはいい意味でのこだわりがあります。
最新のがん医療もちゃんとフォローしているし、教科書も読んでいるし。
先人はどんなふうに書いているのかなと思って、仲野徹先生の『こわいもの知らずの病理学講義』を再読してみました。
なるほど、なるほど。うなずくことが多数です。
先生は、あとがきでこの本を書くのに5年かかったと述べています。
ぼくも腰を据えて、ちょっと時間をかけて、構想を練ろうと思います。
いつか陽の目を見ればいいな。
最近のコメント