アクセスカウンター
アクセスカウンター

異次元金融緩和を続けるのか?2023年02月26日 21時01分24秒

新しい日銀総裁候補・植田和夫さんが所信を表明しました。
当面は現在の金融緩和を続けるそうです。
ま、やめるなんていったら総裁になれませんから、それは当然でしょう。
しかし、現在の金融政策がこのまま続くなんていうことはありません。
金融緩和によるデフレからの脱却は完全に失敗しました。
大企業は大儲けですが、一般の人々は給料も増えず、ほとんど何の恩恵も受けていません。

自民党政治家や日銀は「道半ば」と言っていますが、永久に「道半ば」じゃないですか?
こういうのを「雨乞い理論」って言うんです。
雨乞いしているのに、雨が降らない。それは祈りが不十分だから、もっと一生懸命雨乞いすれば、いつか雨は降る。
これが「雨乞い理論」です。

黒田総裁は選挙で選ばれたわけでもないのに、いったい何の権限があって、硬直した金融政策に拘泥し続けたのでしょうか?
もうこれはメンツだけとしか言いようがありません。
絶対に自分の非を認めない。どこかの政党と同じです。

欧米は金利を上げたため、円を売ってドルを買う動きになり、超円安になりました。
結果、輸入にお金がかかり物価が大きく上昇しました。
日銀が、日本国民を苦しめてどうするんでしょうか?

植田和男さんは、学者だそうです。
学者であれば、メンツにこだわらず科学的な金融政策をお願いしたいものです。
たぶん、出口を探るのではないでしょうか?

しかしそれにしてもタチが悪いのは、自民党の中のある派閥です。
絶対に失政を認めたくないから、今後も金融緩和の継続に圧力をかけてくるでしょう。
日本国民の民意と乖離した政策が、一つの派閥のプレッシャーで行われている状況は、本当に許しがたいことだと強く感じます。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック