ラグビーと並んで野球はメッチャ好き。
現在、プロ野球はテレビ放映されなくなりましたので、どういう選手が活躍しているのかほとんど知りません。
だけど、山本由伸投手は例外。
日本シリーズは放映されるから。
ぼくは以前から、この投手は不思議な選手だと思っていました。
まず、体が小さい。
フォームがコンパクトにまとまっている。
大谷翔平のように「ウォリャ!」と投げるわけではない。
しかし、球は速いし、コントロールはいいし、変化球もキレる。
こんなに若いのに、日本一と言っていいピッチャーです。
どうやって彼はその位置に到達したのでしょうか。
本書はその理由を解説した本です。
正直にいうと、けっこう内容が難しくて理解できない部分もいくつかありました。
たぶん現代の野球理論って、ひと時代前とは異なる次元に入っているんでしょうね。
それでも彼が独特の体の作り方をして、誰も到達できない領域に入ってきていることはよく分かりました。
山本投手は、筆者のインタビューに対して抽象的にしか答えを返していません。
まだまだ発展途上なので、企業秘密なのかもしれません。10年後でも15年後でもいいので、もっと山本由伸のリアルを聞いてみたいと思いました。
野球ファンの人は、ぜひ、読んでみてください。
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