『母さん、ごめん。』の続編です。
この本も大変よかったです。誰もが経験のある介護の話なんですが、決して「サンプル1」という感じがせず、とても普遍性を感じるんですよね。
決して、実用的に役立つという意味ではなく、ノンフィクション文学として、読ませる内容がしっかりとあると思います。
いや、もちろん役にも立ちます。認知症の親をグループホームに入居させると、そのあと介護がどういう形になっていくのか、ぼくには知識がなかったので勉強になりました。
筆者は文章もうまく、一気に読める出来栄えでした。
脳死や安楽死に関する考察も(本論とは関係ありませんが)、大変興味深く読むことができました。
良い本ですので、皆さんにおススメします。
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