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Twitter 顛末記2022年06月10日 19時41分29秒

たまには書評以外の文章も書きましょう。
今年の1月からTwitter を始めました。
理由は、昨年12月に出版した『ぼくとがんの7年』(医学書院)のためです。
医学書院さんは、医学系出版社ですから、通常の出版社のような広告は打ちません。
新聞広告は無しです。新聞社の広告局とのつながりなどもないのだと思います。
その代わりと言ってはなんですが、Twitter を活用しています。
いわゆるインフルエンサーの方に書評を書いてもらい、それをホームページに掲載します。その記事をTwitter に載せて拡散を狙うわけです。
なるほど、これは効率的かもしれませんね。

で、ぼくもアカウントを作成しました。
それから半年近くが経ちましたが、ぼくのフォロワーは207人です。
少な!
毎日のように呟いていますが、ほとんど反響がありません。
ちなみにうちの次女(19歳)は、3万人以上のフォロワーがいます。
親子でえらい違いですね。

で、Twitter をやってみて感じたことは、、、、
自分と同じ意見の人しかフォローしませんから、同じ意見ばかり目にするようになります。
するとその意見が世間のすべての意見のように見えてしまうのですが、これは勘違い。
錯覚してはいけません。

ぼくは安倍元首相やその周辺の人間をフォローしたりしませんが、日本人の多数派は自民党支持者ですし、保守的な人が多いわけです。
だけど、そういう意見はTwitter からは得ることはできません。
ぼくが尊敬する思想家の先生とかが発言すると1万個くらい「いいね」が付いたりしますが、実はそんなものは、日本人の中のごく一部の賛同でしかありません。
そういうことをちゃんと把握してSNS と付き合った方がいいでしょう。

それから、ぼくは出版社や編集者、作家さんをフォローしています。有益な情報もありますが、大多数は本がベストセラーになった自慢話です。
ぼくみたいな「売れない」作家からすると羨ましくてしかたありません。
すると、つい拗ねてしまって、そういう投稿を見るのが嫌になります。
まあ、人間誰しも自慢はしたいと思いますが、世界に向かって自慢をするのはどうなんでしょうか。
ぼくとしては、「売れていなくても、こういう面白い本があるよ」と紹介してほしいと思います(そういう人もいる)。

ぼくはFacebook で自慢話をたくさんしますが、これは友達限定で、世間には発信していません。
あくまでも仲間内で盛り上がるためです。
だけど、ぼくもベストセラーを書けば、Twitter で自慢するかもしれませね。これまでの劣等感をひっくり返すために(笑)。
ま、そんな日が来るかどうか分かりませんが。

このまま続けるかどうか決めていませんが、何事も経験なので、あと1年くらいは呟いてみようかなと思っています。
ぼくのアカウントは、@mtng595 です。
もしよかったら覗いてみてください。
ぼくがお昼の予防接種が終わった後のお茶の時間に何をしているか、分かると思います。