おっさんの掟: 「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」(谷口真由美) ― 2022年02月01日 22時09分48秒
いま話題の書です。
この本を暴露本と言ってしまえば簡単ですが、そういうことが本質ではありません。
ラグビー協会というウルトラマッチョな社会を通して、日本社会のジェンダー差別を強烈に批判しながら、あるべき未来への道標を照らしているのだと思います。
こういう本が書けるのは、まず、谷口さんが本当に一生懸命ラグビー協会の仕事をやったというプライドがあったから、そして「失敗の本質」を真剣に考えたから、そして最後に勇気があったからでしょう。
最後にハンナ・アーレントまで出てくるとは思いませんでした。
しかしまあ、こんなことだろうとは思っていましたが、日本ラグビー協会の体質の古さには・・・。
2019年のW杯で勝ったのがよくなかったのかもしれませんね。
ぼくの個人的な欲としては、最終章の「日本社会を蝕むおっさんたちの正体」をもっと膨らませて、さらに谷口さんの日本論を読みたかったです。
現在、アマゾンで入手困難ですが、流通が回復したら読んでみてください。
おススメです。
この本を暴露本と言ってしまえば簡単ですが、そういうことが本質ではありません。
ラグビー協会というウルトラマッチョな社会を通して、日本社会のジェンダー差別を強烈に批判しながら、あるべき未来への道標を照らしているのだと思います。
こういう本が書けるのは、まず、谷口さんが本当に一生懸命ラグビー協会の仕事をやったというプライドがあったから、そして「失敗の本質」を真剣に考えたから、そして最後に勇気があったからでしょう。
最後にハンナ・アーレントまで出てくるとは思いませんでした。
しかしまあ、こんなことだろうとは思っていましたが、日本ラグビー協会の体質の古さには・・・。
2019年のW杯で勝ったのがよくなかったのかもしれませんね。
ぼくの個人的な欲としては、最終章の「日本社会を蝕むおっさんたちの正体」をもっと膨らませて、さらに谷口さんの日本論を読みたかったです。
現在、アマゾンで入手困難ですが、流通が回復したら読んでみてください。
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