アクセスカウンター
アクセスカウンター

人新世の「資本論」(斎藤 幸平)2021年09月22日 00時23分48秒

人新世の「資本論」
今更ながら・・・という感じですが読んでみました。
人新世(ひとしんせい)とは、人類が地球を破壊し尽くす時代のことです。
経済成長と環境保護は両立できず、これからは脱成長に向かっていかないと地球は滅亡するという主張です。
つまり資本主義ではダメということ。そこでマルクスなのです。
筆者の主張は大変よく分かり、勉強になりましたが、本としてはあまり面白くありませんでした。
これが30万部以上売れているというのは、驚きです。
こういうハードな本でもベストセラーになるというのは素晴らしいと思います。
なおかつ、退屈な本でも売れるというのは素晴らしいなと思いました。
筆者は1987年生まれ。ぼくが医者になった年だ。
うーん。これは唸るしかありませんね。
資本主義社会の将来に不安がある人にオススメです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック