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生物はなぜ死ぬのか(小林 武彦)2021年05月15日 21時28分21秒

生物はなぜ死ぬのか (講談社現代新書)
たしかスティーブ・ジョブズが「死とは次の人のために席を譲る偉大な発明だ」と言っていたと思います。
本書も生物学の立場から、死が持つ「意義」みたいなものを論じていました。
私たちを含めた生物は多様な選択の生き残りとして存在します。これが進化ですね。
個体の死や種族の死も、進化と裏表の関係にあります。恐竜が絶滅しなければ、人類は生まれていなかったわけですよね。
そういう巨視的な論点と同時に、生物が死ぬメカニズム(テロメア短縮)や生き延びるメカニズム(酵母のミュータント)についても述べられています。
生と死を大きなくくりと、分子レベルの両方を書いているところが面白くて一気に読んでしまいました。

筆者はバリバリの生物学者。
以前、講談社ブルーバックスから「DNA の98%は謎」を上梓した時は、ちょっと内容が難しかった。しかし今回は、現代新書ですので、文系の人にも理系の人にも読めるようになっています。
この方は、本書のように「物語る」方が向いているような気がしました。
最終章の、人類の未来とAI を論じた文章も良かったです。