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コロナと生きる (内田 樹, 岩田健太郎)2020年10月09日 20時57分12秒

コロナと生きる (朝日新書)
これは大変おもしろい本でした。
ただ、内田さんと岩田先生の対談がおもしろかったわけではありません。
ある意味で、対談になっていない。
内田さんは社会・政治・経済のことを語り、岩田先生はコロナ感染症のことを語っていました。
そしてそれぞれがおもしろかったというわけです。

内田さんの切れ味は相変わらず抜群で、知識も深いし、思索も深いなといった感じです。
岩田先生の本はこれまでに何冊も読んだことがありますが、今回の本での語りはとても良かった。
コロナに対する科学的な分析も良かったし、内田さんと渡り合う教養の深さも立派でした。
あ、こういう人なんだなと初めて分かりました。

なぜこのふたりが対談を?と思いましたが、神戸つながりなんですね。
もう少し出版を遅らせて、第2波の分析までやって欲しかった気もします。現在ベストセラーです。

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