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罪なき者がまず石を投げよ2016年09月18日 22時02分47秒

罪なき者がまず石を投げよ
ここのところの蓮舫さんの「二重国籍問題」報道には本当にイヤな気持ちになります。
17歳の子どもが、日本国籍を取得する事務手続きをとり、父親から「今日からお前は日本人だ」と言われて、それを信じるのはまったく当たり前の話です。
当然、台湾国籍から離れると思うのは自然なことです。

ところが台湾という「地域」に「国籍」が残っていた。
そんなことは、どうやって知ることができるでしょうか?
疑問に思わないことの方が自然です。

今回の報道には、相当な悪意があると断じざるを得ません。
もし、これが台湾籍(中国籍)でなく、アメリカ籍だったらメディアはこれほどスキャンダラスな報道をしたでしょうか?
この報道の背後には中国への根深い差別感情が潜んでいるのではないでしょうか?
あるいは、野党第一党の党首のイメージを落としてやろうとしたメディアはなかったでしょうか?

日本の法律では「二重国籍」は禁じられています。
しかし、罰則はない。
さらに、「しかし」を重ねると、罰則はなくても適法手続きを取るべきだったという非難があります。
ですがこれは、甘利元大臣の、「犯罪ではないが道義的責任がある」という事案と性質を異にします。
蓮舫さんは、「台湾籍」を残したことで、何一つ得をしていません。それどころか、これだけバッシングを喰らって損をしています。
日本国籍を取得した時に、台湾がちゃんと戸籍を抜いてくれればそれで済んだ話です。
蓮舫さんは、台湾に利益供与を図った事実はありません。

それでありながらメディアの批判はすごいものがありました。
魔女狩りですか?
そこまで適法適性に拘るならば、罪なき者がまず石を投げるべきです。
時の最高権力者と飯友(めしとも)であるジャーナリズムのトップが社説で蓮舫さんを批判するなどまるでマンガです。
ズブズブの馴れ合いをして、権力は批判せず、野党を批判し、新聞には軽減税率を適用させるなど、こんな様は恥ずかしくて自分の子どもには説明できません。

罪に汚れた人間が人を非難する姿は醜い。
日本人として恥ずかしいと思います。

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