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公園まで散歩2008年03月01日 19時17分51秒

今日のクリニックもあまり混雑せず、午後からはゆっくりと自分の時間でした。
で、家内と次女の三人で近くの公園まで散歩しました。
うちの近所はいくつか公園があり、なかなか環境に恵まれています。
ちょっと寒いけど、良いですね、午後の公園。

次女をブランコに乗せて、背中を押しました。
かつてこのブランコを、幼稚園生だった長女が勢いよく漕いでいたのを、昨日のように憶えています。
それまでは、まだまだ幼児と思っていた我が子が、いきなりブランコを目一杯漕いで、あまりの成長の速さに感激したものです。

さて、夜は赤ワインですかね。

毎日新聞を読みましょう2008年03月03日 21時55分36秒

僕の家では、朝日新聞を購読しています。
まあ、一応、左翼だからね。
で、毎日新聞はネット以外では読む機会がありません。
友人の藤原君が、自分のインタビュー記事を読んでみてと言って、何部かの新聞を郵送してくれました。
『特集ワイド』という大型の2面のコーナーで記事を書いているのですね。
ビートたけしや宮城まり子のインタビューなど、面白く読みました。
しかし、何と言っても面白かったのは、三浦雄一郎です。
スペイン語で「ロコ」といって、つまりこれは「頭がおかしい」の意です。
三浦さんは、自他共に認めるまさにロコ。
普通だったら、あんなことはしませんよね。
痛快です。
こんな面白い話しを引き出せるなんて、たいした記者です。
僕には同じレベルのことはできないな。
誉めるのはしゃくに障るけど、ここは誉めておきましょう。

吉田修一・悪人2008年03月05日 22時30分33秒

今日は休診日。
吉田修一の「悪人」を買って、読了しました。
芥川賞作家ですが、この本はそういった感じではありません。
人間を描いた広義のミステリーです。
骨太でしっかりと書き込まれた大作だと思いますが、ちょっと冗長かなという気もします。
単純な面白さだと、宮部みゆきにはかなわないとも思えます。
結局は主人公の若者を描いた作品なのですが、実はその内面は描き切れていないという印象もあります。
この男が最後にとった行動が、この人間の本質にどう関わるか、それが伝わっていないのではないでしょうか?
まあしかし、400ページ以上を一気に読めるわけですから、買って読む価値は十分にあると言えるでしょう。おすすめしておきます。

花粉が多い!2008年03月06日 19時17分34秒

花粉症が猛威を振るっています。
と言っても、うちのクリニックの患者さんではなく、スタッフです。
うちのスタッフは全員がアレルギー持ち。
アレルギー・クリニックですね。
専門が、、、じゃなくて、スタッフが。
僕も今日はマスクをして診療しました。
開院以来初めてのことです。
話しが聞こえづらい患者さんは、ご勘弁くださいね。

アマゾンで買い物2008年03月07日 19時48分18秒

本屋だけでなく、アマゾンからも本を購入しますが、これが難しい。
内容を見ることが出来ませんから、レビューを参考にする訳です。
しかし、僕には僕なりの好きな文体とか、印刷の文字のバランスがありますから、アマゾンから届いた本を見た瞬間にがっかりすることがあります。
昨日も3冊の本が届いて、3冊並行に読み始めたのですが、1冊を除いて期待外れ。
そのうちの1冊は、某芥川賞作家がW大学で講義をしたものをテープから起こしたもの。
これはひどい。
文章ではありません。おしゃべりだ。
芥川賞作家としてのプライドは無いのでしょうか?
こういう安易な本作りが、本を殺すのでしょうね。
良い本が読みたいです。

理解できない世界2008年03月08日 21時16分20秒

日銀の新総裁をめぐって、与党と野党が対立しています。
それぞれが論を立てるのは、当然としてよく理解できますが、まったく僕には理解できないのは、自民党幹事長の伊吹さんです。
この人は、新総裁に不同意の民主党を徹底して批判していますが、公党がこれだけ面罵されれば、同意のしようが無くなるじゃないですか?
もしかして、伊吹さんは、民主党が不同意でも良いと思っているのではないでしょうか?
これを利用して民主党の悪口を言って、民主党の評判を落とせばそれで十分と思っているのではいでしょうか?
本気でこの人事を通そうと思うのなら、こんなアホなことはしませんよ、普通。
僕が自民党の幹事長だったら、もっと上手に根回しします。

真澄でジャズ2008年03月09日 20時58分47秒

今日はね、赤ワインではなく久しぶりに日本酒を購入しました。
長野の真澄です。
真澄といえば、恩師・真家先生を思い出します。
僕が千葉大学の小児外科に入局した時の講師の先生で、その後、千葉県こども病院の病院長になった先生です。
真家先生は、典型的な昔風の「お医者様」で、自分のことを「俺様」とか言っていましたね。
「説明と同意」なーんて、100%否定していました。はだしでサンダル履きで。
廊下でタバコを吸って。
僕らに向かって「当たり気しゃりきの車引き! おととい来やがれ、このすっとこどっこい!」などと、よく言っていました。
患者さんに向かっては、「この俺様が気に入らねえなら、もう一匹、医者がいるからそっちへ行きな!」とか言っていましたね。
まあ、普通の人はびっくりしますよね。
その真家先生が真澄が好きでした。
今夜は真澄を飲みながら、ジャズです。
久しぶりにソニー・ロリンズを聴いています。

朝だけ混雑2008年03月10日 20時12分30秒

月曜日は、まあそれなりにクリニックは混みます。
でも今日はちょっと変な混み方でした。
朝一番だけ混雑して、ちょっと行列ができました。
うちのクリニックの駐車場は23台、車が停められます。
そこに僕を含めてスタッフが5台、停めます。
薬局さんも2台くらい停めます。
すると残りは、16台。
これがあっと言う間に埋まってしまいました。
枠を無視して横チョに停めていました。
最初の患者さんを診ている時に、カルテにたまっているお待ちの患者さんは20人以上。
まあ要するに20数人が行列を作っていたのですね。
「長蛇のできるクリニック」では、これくらいのことは珍しくとも何とも無いと思いますが、うちではあまり多いことではありません。
うちみたいに予約システムを取り入れていないクリニックを時代遅れととる方もいますが、僕はこのシステムを変えるつもりはありません。
本当にクリニックが「ゴーイング・コンサーン」することが、真の意味での患者サービスです。
どこかでコラップスしてしまったら、元も子もありませんからね。

そんな朝でしたが、17時30分の受付終了の時点でお待ちの患者さんは一人だけ。
なんと無駄の無い医療でしょう。
後は自分の時間です。有効に使いましょう。

二本足を生やした死2008年03月11日 21時30分47秒

今日の最大のイベントはなんと言っても所得税の金額が確定したことです。
日本は格差社会に移行しつつあるとはいえ、その根本は大変公平な国で、所得の多い人ほど、所得税の比率も高くなっています。
つまり富の再分配ですね。
僕は左翼思想の持ち主で、「大きな政府」に賛成していますから、自分が大学病院勤務時代よりも若干多くの税金を払うことは当たり前と思っています。
まあ、それで、手もとに残る収入は結局昔と変らないというところでしょうか。
別に構いませんが。

しかし、この税金。
昔ね、ロック・グループのクイーンの曲で、Death on Two Legsというのがありました。
これは直訳すれば、『二本足を生やした死』ということです。
何の事かというと、これは僕の理解が正しければ『税務署が税金を取りに来る』ということです。
そんなことを思い出してGoogleに「Death on Two Legs」と入力したらYou Tubeに辿り着いて、30年ぶりくらいにクイーンの曲を聴いてしまいました。
懐かしいですね。
ああいった本当の富裕層には、税務署員が「死」に見えるんでしょうね。

恩師・中川原先生2008年03月12日 22時32分39秒

今日は午前中のみのクリニックでしたが、最後に見えた患者さんは、千葉県がんセンター研究局長の中川原章先生でした。
中川原先生が、なんと僕に主治医になってくれとのことです。
小児医療に関しては何なりと相談に乗れますが、生活習慣病はちょっと、、、。
しかし、中川原先生はそれでも良いから、僕に主治医になって欲しいそうです。
まあ、考えてみれば中川原先生も医師だし、分からない事が出てきたら、二人で相談しながら解決すればいいかなと考えを変えて、主治医を引き受けることにしました。
で、今日は生活習慣の話しを聞いて、血圧を測って、採血をして。
お忙しい先生ですから、本当に体に気をつけて頂きたいですよね。
さて、がんセンターまでちゃんと帰れたでしょうか?
来る時も相当道に迷って、3回も電話を途中で頂きましたからね。