開院1ヶ月 ― 2006年06月10日 23時44分41秒
開院して一ヶ月です。
クリニックもずいぶん「流れ」が出来てきました。現在の調子なら、1日に40人の患者さんがお見えになっても一人一人に丁寧にお話しができて、なおかつ、お待たせしないで診療ができます。おそらく、50人までは問題無いでしょう。60人を越えるとちょっと混雑して来るかもしれません。この2週間は1日平均50人の患者さんがお見えになりました。
今週の火曜日はちょっとしたER(救命救急室)状態でした。具合の悪いお子さんの処置に少しの間、かかりっきりになりました。ママは、後の患者さんを待たせて申し訳ないと言ってましたが、そんなことはお互い様です。具合の悪いお子さんに集中するのは当然です。
僕自身はと言えば、小児の全身麻酔を200件以上、経験していますので、どんなに具合の悪いお子さんを見てもまったく動じません。そのお子さんに対しても余裕を持って対処しました。その間、並行して別のお子さんにレントゲンは撮るわ超音波は行なうわで、新人の頃のように動き回って診療をしました。
ああ、僕って医者なんだなあと、実感した1日でもありました。大学にいると、「管理・運営」、「教育」、「研究」が90%で「医者」は10%ですからね(あ、これはもちろん、自分の話しで他の先生たちはまた別です)。
木曜日は、大学時代から見続けている患者さんがお見えになり、ママから「クリニックの生活はどうですか?」と聞かれて返事に窮してしまいました。みつわ台の子どもたちのお役に立てるのは幸せですが、日本全国の小児がんの子どもたちの力になれないと思うと正直、残念です。しかし、少なくとも千葉県内の小児がんの子どもたちのためにはこれからも力を尽くして行きたいです。今もがんと闘っている「僕の患者」がいます。この子たちのために、二足のわらじで自分に出来る可能な限りのことをして行きたいです。
開院1ヶ月にして今夜はじめて、全スタッフで宴会を行ない、ちょっとビールを飲みました。明日への活力になることを祈って乾杯です。
クリニックもずいぶん「流れ」が出来てきました。現在の調子なら、1日に40人の患者さんがお見えになっても一人一人に丁寧にお話しができて、なおかつ、お待たせしないで診療ができます。おそらく、50人までは問題無いでしょう。60人を越えるとちょっと混雑して来るかもしれません。この2週間は1日平均50人の患者さんがお見えになりました。
今週の火曜日はちょっとしたER(救命救急室)状態でした。具合の悪いお子さんの処置に少しの間、かかりっきりになりました。ママは、後の患者さんを待たせて申し訳ないと言ってましたが、そんなことはお互い様です。具合の悪いお子さんに集中するのは当然です。
僕自身はと言えば、小児の全身麻酔を200件以上、経験していますので、どんなに具合の悪いお子さんを見てもまったく動じません。そのお子さんに対しても余裕を持って対処しました。その間、並行して別のお子さんにレントゲンは撮るわ超音波は行なうわで、新人の頃のように動き回って診療をしました。
ああ、僕って医者なんだなあと、実感した1日でもありました。大学にいると、「管理・運営」、「教育」、「研究」が90%で「医者」は10%ですからね(あ、これはもちろん、自分の話しで他の先生たちはまた別です)。
木曜日は、大学時代から見続けている患者さんがお見えになり、ママから「クリニックの生活はどうですか?」と聞かれて返事に窮してしまいました。みつわ台の子どもたちのお役に立てるのは幸せですが、日本全国の小児がんの子どもたちの力になれないと思うと正直、残念です。しかし、少なくとも千葉県内の小児がんの子どもたちのためにはこれからも力を尽くして行きたいです。今もがんと闘っている「僕の患者」がいます。この子たちのために、二足のわらじで自分に出来る可能な限りのことをして行きたいです。
開院1ヶ月にして今夜はじめて、全スタッフで宴会を行ない、ちょっとビールを飲みました。明日への活力になることを祈って乾杯です。
子宮頸癌ワクチン ― 2006年06月11日 08時39分56秒
子どもの話しではありません。
成人の子宮頸癌ってそのほとんどがパピローマウイルスの感染によって発癌するって知ってます?
この事実は1980年代後半からすでに知られていましたが、研究者たちがセンセーショナルな発表をせず自制的な研究を続けたため、変なパニックやスキャンダル的なマスコミの扱いを受けずに済みました。その反面、こういった事実が意外に知られていない結果となりました。
パピローマウイルスがなぜ癌を引き起こすかも1990年には解明済みです。このウイルスのE6とE7と呼ばれる遺伝子領域が発癌に関係しているのですが、これらのタンパク質はそれぞれ、がん抑制遺伝子p53とRB遺伝子タンパク質に結合して破壊してしまうのですね。つまり、このがんウイルスはがんの守り手を殺してしまう訳です。
今回アメリカで、パピローマウイルスの感染を予防するワクチン「ガーダシル」が認可されました。今月中には発売されるらしいです。このワクチンが目論み通りに効果を表せば、世界の子宮頸癌は激減するかもしれません。女性にとって素晴らしいニュースになることを期待しましょう。
成人の子宮頸癌ってそのほとんどがパピローマウイルスの感染によって発癌するって知ってます?
この事実は1980年代後半からすでに知られていましたが、研究者たちがセンセーショナルな発表をせず自制的な研究を続けたため、変なパニックやスキャンダル的なマスコミの扱いを受けずに済みました。その反面、こういった事実が意外に知られていない結果となりました。
パピローマウイルスがなぜ癌を引き起こすかも1990年には解明済みです。このウイルスのE6とE7と呼ばれる遺伝子領域が発癌に関係しているのですが、これらのタンパク質はそれぞれ、がん抑制遺伝子p53とRB遺伝子タンパク質に結合して破壊してしまうのですね。つまり、このがんウイルスはがんの守り手を殺してしまう訳です。
今回アメリカで、パピローマウイルスの感染を予防するワクチン「ガーダシル」が認可されました。今月中には発売されるらしいです。このワクチンが目論み通りに効果を表せば、世界の子宮頸癌は激減するかもしれません。女性にとって素晴らしいニュースになることを期待しましょう。
当然なのは当然か? ― 2006年06月11日 20時01分57秒
読売新聞の社説を見ていると、〜〜は当然だ、といった論調が多いことに気づきます。昨日の社説も防衛庁の防衛省への昇格が話題でしたが、2行目にこうあります。
『国防の重要性を考えれば、防衛庁を「省」にするのは当たり前のことだ。』
また、同時に必ずと言って良いほど、『民主党も政権を目指すなら賛成のはずだ』と結ばれます。
では、なぜ、当然のことがこれまで行なわれて来ていないのでしょうか?
読売はそこを書きません。
防衛庁が「省」ではなく「庁」であるのには理由があるからであり、このこと自体が問題の本質なのです。そこをスルーして「昇格して当然」ではあまりに議論が幼稚です。読売新聞の主筆なら『床屋の政談』も書きたい放題なのでしょうか?
読者はお金を払って新聞を読んでいるのですから、せめてこういった低レベルの議論は止めていただきたいですね。文章を書いてお金が取れるレベル、それを期待する読者がいるのは、当然です!あれ?これも当然ではない?
『国防の重要性を考えれば、防衛庁を「省」にするのは当たり前のことだ。』
また、同時に必ずと言って良いほど、『民主党も政権を目指すなら賛成のはずだ』と結ばれます。
では、なぜ、当然のことがこれまで行なわれて来ていないのでしょうか?
読売はそこを書きません。
防衛庁が「省」ではなく「庁」であるのには理由があるからであり、このこと自体が問題の本質なのです。そこをスルーして「昇格して当然」ではあまりに議論が幼稚です。読売新聞の主筆なら『床屋の政談』も書きたい放題なのでしょうか?
読者はお金を払って新聞を読んでいるのですから、せめてこういった低レベルの議論は止めていただきたいですね。文章を書いてお金が取れるレベル、それを期待する読者がいるのは、当然です!あれ?これも当然ではない?
もう少し時間が欲しいです ― 2006年06月12日 20時45分49秒
おかげさまで忙しく働かせていただいてます。
でもちょっと、贅沢を言わせていただくと、もう少し自分の時間が欲しいかな。
大学時代はほんとーに忙しかったけど、なぜか自分の時間もそれなりにありました。多分、今は朝から夕まで患者さんをみつづけてるからでしょう。
開業したら必ずやろうと思っていたのが、自分の読んだ本の感想をホームページに書評として書くことでした。しかし、、、忙しい。書く以前の問題として読む時間がありません。お昼休みなどはもっとゆったりと読書でもできると思っていたのですが。。。
僕のホームページでは、『子どもと手術』のコーナーがまったく手つかずの状態です。ここでは、当初、小児外科疾患の解説をやろうとしましたが、やめました。実際にやろうとすると、ただ単に、教科書「標準小児外科」を書き写すだけに終わりかねません。そんなものはつまらない。そこで、考えたのが、自分の手術経験を伝えることです。一般の方にも、若い小児外科医にも。
僕の手術記録の手術の「絵」はけっこうすごいんですよ。こども病院時代に、後輩の菱木先生と競って精巧な絵を描いたものです。実は、こども病院の現病院長の脳外科・伊達先生の手術記録の絵を見て多いに刺激されたのも一因です。自分のこの絵をこのまま埋もらせておくのももったいない。自分にしか書けない『手術書』に相当するものをホームページに残したいと考えています。
これから、子どもにとっては良い季節になりますから、クリニックも暇になるでしょう。秋までには完成させたいですね。
でもちょっと、贅沢を言わせていただくと、もう少し自分の時間が欲しいかな。
大学時代はほんとーに忙しかったけど、なぜか自分の時間もそれなりにありました。多分、今は朝から夕まで患者さんをみつづけてるからでしょう。
開業したら必ずやろうと思っていたのが、自分の読んだ本の感想をホームページに書評として書くことでした。しかし、、、忙しい。書く以前の問題として読む時間がありません。お昼休みなどはもっとゆったりと読書でもできると思っていたのですが。。。
僕のホームページでは、『子どもと手術』のコーナーがまったく手つかずの状態です。ここでは、当初、小児外科疾患の解説をやろうとしましたが、やめました。実際にやろうとすると、ただ単に、教科書「標準小児外科」を書き写すだけに終わりかねません。そんなものはつまらない。そこで、考えたのが、自分の手術経験を伝えることです。一般の方にも、若い小児外科医にも。
僕の手術記録の手術の「絵」はけっこうすごいんですよ。こども病院時代に、後輩の菱木先生と競って精巧な絵を描いたものです。実は、こども病院の現病院長の脳外科・伊達先生の手術記録の絵を見て多いに刺激されたのも一因です。自分のこの絵をこのまま埋もらせておくのももったいない。自分にしか書けない『手術書』に相当するものをホームページに残したいと考えています。
これから、子どもにとっては良い季節になりますから、クリニックも暇になるでしょう。秋までには完成させたいですね。
ワラビー!ワラビー! ― 2006年06月13日 19時27分58秒
昨日はサッカー・ワールドカップの初戦でオーストラリアのワラビーズが日本を3-1で破りました。多くの方がご覧になったと思いますが、あの「黄金に緑」のジャージの色彩が、我がクリニックが範を取ったワラビーズ・カラーなのです。
試合についてはコメントするようなレベルの内容ではなかったようです。もし、ラグビーのオーストラリア代表が「本気」で日本と戦ったら、150対0くらいで勝負がついてしまうでしょう。身体能力のレベルがまるで違います。サッカーだって同じですよ。結果にはちっとも驚きません。
さて、開院して1ヶ月もすると、クリニックのロゴについて聞かれることも少なくなってきました。そこで、うちのクリニックのロゴについて少し触れておきましょう。
以前に良く聞かれた質問は、「あのロゴは先生がデザインしたんですか?」というものです。いいえ、違います。僕がお願いしたのは「ワラビー」と「オレンジとグリーン」の2つのキーワードだけです。これを見事に形にしたのは広告会社のCMN(シー・エム・エヌ)さん http://www.cmn-network.co.jp/ です。
CMNさんには、僕のクリニック・デビューにあたり総合プロデュースをやっていただきました。ひとつひとつの仕事の質が高く僕としては大変、満足しています。
広告って本当に高度な文化的な仕事と思いませんか?だって、広告が無くたって究極的には人間、生きていけますから。僕も一緒にCMNさんと広告を考えるのは本当に楽しい作業でした。ロゴだけでなく文字の形や大きさとバランス、クリニックの地図から診療時間表、駐車場の案内灯から看板文字まで、徹底的にデザインにこだわりました。その一方で、広告といいながら、、、実は僕のクリニックはほとんど広告を出していないんです。開業・内覧会のご挨拶を折り込み広告に1度入れたきりです。それ以外は皆無です。でも、これもまた「広告」なんですよね。「あのクリニックは広告してないよ」という「広告」をしている訳です。まあ、電柱などに自分の名前を貼り出す感覚が僕の感性に無いだけかもしれませんが。
CMNさんはそういった僕の考え方をすべて了解していただき、僕のコンセプトを次々に形にしてくれました。時には、僕はNGを出してないのに、「だめ、この出来は。やり直し」とか言って自分でNGを出して仕事を完璧にやっていただきました。
もしかしてCMNさんは開業医の間ではあんまり有名ではないのかも。うーーん、たしかに、ホームページも社長のブログとかないし。。。よし、じゃあ、今日はこうやって僕が広告しましょう!
試合についてはコメントするようなレベルの内容ではなかったようです。もし、ラグビーのオーストラリア代表が「本気」で日本と戦ったら、150対0くらいで勝負がついてしまうでしょう。身体能力のレベルがまるで違います。サッカーだって同じですよ。結果にはちっとも驚きません。
さて、開院して1ヶ月もすると、クリニックのロゴについて聞かれることも少なくなってきました。そこで、うちのクリニックのロゴについて少し触れておきましょう。
以前に良く聞かれた質問は、「あのロゴは先生がデザインしたんですか?」というものです。いいえ、違います。僕がお願いしたのは「ワラビー」と「オレンジとグリーン」の2つのキーワードだけです。これを見事に形にしたのは広告会社のCMN(シー・エム・エヌ)さん http://www.cmn-network.co.jp/ です。
CMNさんには、僕のクリニック・デビューにあたり総合プロデュースをやっていただきました。ひとつひとつの仕事の質が高く僕としては大変、満足しています。
広告って本当に高度な文化的な仕事と思いませんか?だって、広告が無くたって究極的には人間、生きていけますから。僕も一緒にCMNさんと広告を考えるのは本当に楽しい作業でした。ロゴだけでなく文字の形や大きさとバランス、クリニックの地図から診療時間表、駐車場の案内灯から看板文字まで、徹底的にデザインにこだわりました。その一方で、広告といいながら、、、実は僕のクリニックはほとんど広告を出していないんです。開業・内覧会のご挨拶を折り込み広告に1度入れたきりです。それ以外は皆無です。でも、これもまた「広告」なんですよね。「あのクリニックは広告してないよ」という「広告」をしている訳です。まあ、電柱などに自分の名前を貼り出す感覚が僕の感性に無いだけかもしれませんが。
CMNさんはそういった僕の考え方をすべて了解していただき、僕のコンセプトを次々に形にしてくれました。時には、僕はNGを出してないのに、「だめ、この出来は。やり直し」とか言って自分でNGを出して仕事を完璧にやっていただきました。
もしかしてCMNさんは開業医の間ではあんまり有名ではないのかも。うーーん、たしかに、ホームページも社長のブログとかないし。。。よし、じゃあ、今日はこうやって僕が広告しましょう!
できました!記念品です。 ― 2006年06月14日 21時19分40秒
で、早速、昨日の話しの続きです。CMNさんのお仕事を紹介しましょう。
クリニックの開院にあたり、2日連続で内覧会を行ないました。初日が身内内覧会で、2日目が一般内覧会です。本当にたくさんの方々に来ていただき、また色々な贈り物をいただきました。どんな形で返礼をしようかと迷いましたが、たとえ金銭的に高価でなくても、僕たち夫婦が手間ひまかけてお礼をするのがベストと考えました。で、CMNさんに相談して出て来た結論が、これです!見て下さい。世界で限定○○個のワラビー・バッグです。オーストラリアにもありません。う。当たり前だ。
どうでしょうか?出来栄えは。みなさんに末永くかわいがっていただける記念品になったのではないでしょうか?
あ、ところでこの写真は昔からのデジカメで撮りました。この間、携帯電話を買い替えたって報告しましたが、、、写メールって、なんか綺麗に撮れないし、、あんまり必要なかったかも。。
クリニックの開院にあたり、2日連続で内覧会を行ないました。初日が身内内覧会で、2日目が一般内覧会です。本当にたくさんの方々に来ていただき、また色々な贈り物をいただきました。どんな形で返礼をしようかと迷いましたが、たとえ金銭的に高価でなくても、僕たち夫婦が手間ひまかけてお礼をするのがベストと考えました。で、CMNさんに相談して出て来た結論が、これです!見て下さい。世界で限定○○個のワラビー・バッグです。オーストラリアにもありません。う。当たり前だ。
どうでしょうか?出来栄えは。みなさんに末永くかわいがっていただける記念品になったのではないでしょうか?
あ、ところでこの写真は昔からのデジカメで撮りました。この間、携帯電話を買い替えたって報告しましたが、、、写メールって、なんか綺麗に撮れないし、、あんまり必要なかったかも。。
慈恵医大青戸病院 ― 2006年06月15日 20時02分40秒
慈恵医大青戸病院の泌尿器医師3人が有罪判決を受けました。
腹腔(ふくくう)鏡を使った前立腺がん摘出手術で患者さんを死なせたためです。遺族は、この3人にはもう医者をやって欲しくないと語ったそうです。
仰る通りです。この3人は、今後白衣のネームプレートに「業務上過失致死前科一犯」と書くべきでしょう。
しかし、、、これはこの3人の医師のモラルと技術の問題なのでしょうか?こんな事件はわが千葉大学病院では絶対に起き得ないと断言できます。病院がそういう病院なのではないでしょうか?こんなことを書くと、なんて過激な、、、と思う方もいるかもしれませんが、僕の医者としての常識から照らしてとても信じられない事件なのです。
この慈恵医大青戸病院というのは、まだ普通に「営業」をやっていると思いますが、僕なら絶対に肉親を連れて行きません。論外です。
最近、ますます、セカンドオピニオン的に他の医院・病院での治療の是非を聞かれることが多くなってきました。お互い様とは重々承知してますが、敢えて言わせて下さい。僕が代わりに説明する際、説明に疲れるような治療はやめましょう。何で僕が他の先生の治療の意図を推理して懇切丁寧に患者さんに説明しているんでしょう。あ、これは患者さんに言ってるんじゃないですよ。医者に言ってるんです。患者さんは何でも僕に聞いて下さい。
あ、今日はちょっと血圧が高かったかも。
腹腔(ふくくう)鏡を使った前立腺がん摘出手術で患者さんを死なせたためです。遺族は、この3人にはもう医者をやって欲しくないと語ったそうです。
仰る通りです。この3人は、今後白衣のネームプレートに「業務上過失致死前科一犯」と書くべきでしょう。
しかし、、、これはこの3人の医師のモラルと技術の問題なのでしょうか?こんな事件はわが千葉大学病院では絶対に起き得ないと断言できます。病院がそういう病院なのではないでしょうか?こんなことを書くと、なんて過激な、、、と思う方もいるかもしれませんが、僕の医者としての常識から照らしてとても信じられない事件なのです。
この慈恵医大青戸病院というのは、まだ普通に「営業」をやっていると思いますが、僕なら絶対に肉親を連れて行きません。論外です。
最近、ますます、セカンドオピニオン的に他の医院・病院での治療の是非を聞かれることが多くなってきました。お互い様とは重々承知してますが、敢えて言わせて下さい。僕が代わりに説明する際、説明に疲れるような治療はやめましょう。何で僕が他の先生の治療の意図を推理して懇切丁寧に患者さんに説明しているんでしょう。あ、これは患者さんに言ってるんじゃないですよ。医者に言ってるんです。患者さんは何でも僕に聞いて下さい。
あ、今日はちょっと血圧が高かったかも。
暇な一日。 ― 2006年06月16日 22時25分07秒
朝から大雨でした。
そのせいか、関係ないのか、今日は患者さんがとても少ない一日でした。30人もお見えにならず、開院以来、一番、忙しくない一日でした。明日は雨は降らないようですから、明日も患者さんが少なければ、子どもたちにとって良い季節になってきたということですね。
みつわ台では感染性胃腸炎と溶連菌感染がずっと流行していましたが、これらも減ってきたようです。
患者さんには、一人一人時間をかけて診察しましょう。僕はたっぷりお昼休みをとってジャズと読書を楽しみましょう。
今日の夜は、千葉市小児科医会の勉強会でした。大学時代、ともに仕事をした小児科の懐かしい先生方の顔がいっぱいでした。また、患者さんの依頼で、電話で何度か声を聞いただけの先生に初めてお会いしたりしました。
大学という象牙の塔を離れてますます違う世界へ来たのだなと改めて実感しました。
そのせいか、関係ないのか、今日は患者さんがとても少ない一日でした。30人もお見えにならず、開院以来、一番、忙しくない一日でした。明日は雨は降らないようですから、明日も患者さんが少なければ、子どもたちにとって良い季節になってきたということですね。
みつわ台では感染性胃腸炎と溶連菌感染がずっと流行していましたが、これらも減ってきたようです。
患者さんには、一人一人時間をかけて診察しましょう。僕はたっぷりお昼休みをとってジャズと読書を楽しみましょう。
今日の夜は、千葉市小児科医会の勉強会でした。大学時代、ともに仕事をした小児科の懐かしい先生方の顔がいっぱいでした。また、患者さんの依頼で、電話で何度か声を聞いただけの先生に初めてお会いしたりしました。
大学という象牙の塔を離れてますます違う世界へ来たのだなと改めて実感しました。
一転、大忙し! ― 2006年06月17日 21時03分17秒
ある意味、予想が外れました。
一転して今日は大忙し。3時間のみの午前の診療時間に46人の患者さんがお見えになりました。
忙しいクリニックはこれを午前も午後も繰り返し、冬場になるとさらに、この1.5倍から2倍の患者さんがお見えになるのでしょう。
そうなるとやはり一番の問題は、どれだけ短時間に患者さんのポイントをおさえるかです。初診の患者さんはじっくり話しを聞けば良いので難しくありません。問題は、遷延する感染症の患者さんの病態をどう考えるかです。
僕の電子カルテはSOAP形式になっていますが、診察の最後に「A」の項目をきちんと書いておくことが後日の診察につながることが分かってきました。
また、電子カルテの欠点として、過去のカルテをめくる時に、紙カルテに比べてはるかに全体を俯瞰しづらいこともあげられます。この欠点は、電子カルテ導入前から十分、分かっていましたので「想定内」です。
では、患者さんの経過をどう把握すれば良いでしょうか?
一つは、富士通の電子カルテならでは機能として、日付がずらーっと並んだ過去のページに「付箋」を付けることが可能です。キーとなるページには付箋をつけましょう。それからもう一点、今日の午後に富士通さんに、新しいテンプレートを作ってもらいました。再来患者さん用のテンプレートで、現在、何の症状が残っているか、熱型がどう推移しているかをシンプルにまとめました。
ただ、シンプルなものを意図すればするほど、別の葛藤を抱えることになります。カルテにチェック項目を設けて記載をしないと、その症状が消失したのか、患者さんに尋ねなかったのかの区別がつかないのです。
これは例えば、医療裁判でカルテが差し押さえられた時に、司法の場ではどう解釈されるのでしょうか?書いてなければ「症状が無い」のか「尋ねてない」のか。
ここらあたりが、現在の最大のジレンマです。すべての質問項目をyes or noでチェクしていたら、いくら時間があっても足りませんし。
この辺の電子カルテの作り込みには、言語学の知識や造詣も必要なのでしょうね。チェックボックス形式なら、複数の選択肢を選べますが、プルダウン・メニューだと選べる項目は1つのみだと今更ながら改めて知らされました。
まだまだ改良の余地のある僕の電子カルテですが、富士通さんとタッグを組んで、これからも進化して行きたいです。
一転して今日は大忙し。3時間のみの午前の診療時間に46人の患者さんがお見えになりました。
忙しいクリニックはこれを午前も午後も繰り返し、冬場になるとさらに、この1.5倍から2倍の患者さんがお見えになるのでしょう。
そうなるとやはり一番の問題は、どれだけ短時間に患者さんのポイントをおさえるかです。初診の患者さんはじっくり話しを聞けば良いので難しくありません。問題は、遷延する感染症の患者さんの病態をどう考えるかです。
僕の電子カルテはSOAP形式になっていますが、診察の最後に「A」の項目をきちんと書いておくことが後日の診察につながることが分かってきました。
また、電子カルテの欠点として、過去のカルテをめくる時に、紙カルテに比べてはるかに全体を俯瞰しづらいこともあげられます。この欠点は、電子カルテ導入前から十分、分かっていましたので「想定内」です。
では、患者さんの経過をどう把握すれば良いでしょうか?
一つは、富士通の電子カルテならでは機能として、日付がずらーっと並んだ過去のページに「付箋」を付けることが可能です。キーとなるページには付箋をつけましょう。それからもう一点、今日の午後に富士通さんに、新しいテンプレートを作ってもらいました。再来患者さん用のテンプレートで、現在、何の症状が残っているか、熱型がどう推移しているかをシンプルにまとめました。
ただ、シンプルなものを意図すればするほど、別の葛藤を抱えることになります。カルテにチェック項目を設けて記載をしないと、その症状が消失したのか、患者さんに尋ねなかったのかの区別がつかないのです。
これは例えば、医療裁判でカルテが差し押さえられた時に、司法の場ではどう解釈されるのでしょうか?書いてなければ「症状が無い」のか「尋ねてない」のか。
ここらあたりが、現在の最大のジレンマです。すべての質問項目をyes or noでチェクしていたら、いくら時間があっても足りませんし。
この辺の電子カルテの作り込みには、言語学の知識や造詣も必要なのでしょうね。チェックボックス形式なら、複数の選択肢を選べますが、プルダウン・メニューだと選べる項目は1つのみだと今更ながら改めて知らされました。
まだまだ改良の余地のある僕の電子カルテですが、富士通さんとタッグを組んで、これからも進化して行きたいです。
宿沢さん、絶句です。。 ― 2006年06月18日 15時42分52秒
ラグビー・ファンなら誰でも知っている元日本代表チーム監督の宿沢さんが心筋梗塞でお亡くなりになりました。なんとまだ55歳です。山歩きの途中で倒れたとのことですが、普段の労働の疲れから来る広い意味での過労死でしょう。銀行マンとラグビーの仕事と二足のわらじで世界を舞台に活躍された宿沢さん。。。ゆっくりとお休みください。
さて、後から言っても説得力が無いので今、書いておきますが、今夜はサッカー・ワールドカップで、我が祖国日本はクロアチアと対戦しますが、とても勝てるとは思えません。先日も書きましたが、フィジカルの強さがまるで違います。オーストラリア戦では後半の日本は暑さにばてて、だらだらと重い足を引きずっていました。こんな状態で追加のゴールなんて奪える訳がありません。
さて、今夜も同じ展開でしょう。チームのキーマンである中村選手は前回のワールドカップでは、そのフィジカルの弱さをトルシエ監督に嫌われ代表に選ばれませんでした。で、今日は、、、何と風邪で発熱だそうです。何すか?それ?風邪。。。こちらも絶句です。
今夜の試合、ワインを飲みながらもちろん、観戦します。ジャパンのガッツを見るのを楽しみに。
さて、後から言っても説得力が無いので今、書いておきますが、今夜はサッカー・ワールドカップで、我が祖国日本はクロアチアと対戦しますが、とても勝てるとは思えません。先日も書きましたが、フィジカルの強さがまるで違います。オーストラリア戦では後半の日本は暑さにばてて、だらだらと重い足を引きずっていました。こんな状態で追加のゴールなんて奪える訳がありません。
さて、今夜も同じ展開でしょう。チームのキーマンである中村選手は前回のワールドカップでは、そのフィジカルの弱さをトルシエ監督に嫌われ代表に選ばれませんでした。で、今日は、、、何と風邪で発熱だそうです。何すか?それ?風邪。。。こちらも絶句です。
今夜の試合、ワインを飲みながらもちろん、観戦します。ジャパンのガッツを見るのを楽しみに。
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