子どもには学ぶ権利がある ― 2023年10月27日 22時06分12秒
クリニックではときどき不登校の相談を受けることがあります。
ぼくは専門家ではないので、「こうしなさい」とは言いません。
しかし「個人的にはこう考えています」という話をします。
結論から言えば、学校に行けない子は、どうやっても行けません。学校まで引きずって連れて行っても何の意味もありません。
親御さんは、勉強が遅れることが心配なんだと思いますが、子どもはあとでちゃんと取り戻します。
うちには子どもが2人いますが、2人とも不登校の時期がありました。
確かに親はつらい。その気持ちはよく分かります。
子どもを学校に行かせるために怒鳴っても、喚いても、何の意味もありません。
上の子は進学校に通っていました。学習レベルが高いので、学校を休めばどんどん置いていかれるはずですが、大学受験のときには、東大選抜クラスに入っていました。
下の子は、高校にまったく行っていませんが、自学自習で国立大学に合格しました。
人生どうにかなります。
現在、学校に行っていない小中学生が30万人いるそうです。
教育は学校だけではありません。自由で、多様なものです。
義務教育という言葉がありますが、子どもは学校に行くことが義務という意味ではありません。
子どもには教育を受ける権利があるんです。
昔はなかったから、そういう決まりが作られたわけです。
そして親や地域や行政は、そうした子どもの教育を受ける権利を守る義務があるのです。
滋賀県東近江市長は、「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」「善良な市民は、嫌がる子どもを学校に押し込んででも義務教育を受けさせようとしている」と言ったそうです。
またこうも言っています。「不登校の大半は親の責任」
市長は謝罪の意を表しましたが、発言は撤回しないそうです。
あまりにも軽率。あまりにも無知。
不登校のことや、フリースクールのことを知らないなら黙っていればいい。
市長とか「エライ」人になると、傲慢になるという典型ですね。
悲しいですね、東近江市。
そんなところには住みたくありません。
ぼくは専門家ではないので、「こうしなさい」とは言いません。
しかし「個人的にはこう考えています」という話をします。
結論から言えば、学校に行けない子は、どうやっても行けません。学校まで引きずって連れて行っても何の意味もありません。
親御さんは、勉強が遅れることが心配なんだと思いますが、子どもはあとでちゃんと取り戻します。
うちには子どもが2人いますが、2人とも不登校の時期がありました。
確かに親はつらい。その気持ちはよく分かります。
子どもを学校に行かせるために怒鳴っても、喚いても、何の意味もありません。
上の子は進学校に通っていました。学習レベルが高いので、学校を休めばどんどん置いていかれるはずですが、大学受験のときには、東大選抜クラスに入っていました。
下の子は、高校にまったく行っていませんが、自学自習で国立大学に合格しました。
人生どうにかなります。
現在、学校に行っていない小中学生が30万人いるそうです。
教育は学校だけではありません。自由で、多様なものです。
義務教育という言葉がありますが、子どもは学校に行くことが義務という意味ではありません。
子どもには教育を受ける権利があるんです。
昔はなかったから、そういう決まりが作られたわけです。
そして親や地域や行政は、そうした子どもの教育を受ける権利を守る義務があるのです。
滋賀県東近江市長は、「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」「善良な市民は、嫌がる子どもを学校に押し込んででも義務教育を受けさせようとしている」と言ったそうです。
またこうも言っています。「不登校の大半は親の責任」
市長は謝罪の意を表しましたが、発言は撤回しないそうです。
あまりにも軽率。あまりにも無知。
不登校のことや、フリースクールのことを知らないなら黙っていればいい。
市長とか「エライ」人になると、傲慢になるという典型ですね。
悲しいですね、東近江市。
そんなところには住みたくありません。
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