面白い本を次々に書く鈴木さんの本だし、タイトルもめっちゃ面白そうなので、すぐに買いました。
一気に読んだので面白い本だったと思うのですが、ちょっとこのタイトルと中身の乖離には戸惑いもありました。
ものすごく私的なノンフィクションで、生前の父のリアルについて家族に取材して書いた本ですので、ちょっと普遍性がないようにも感じられますが、どうでしょうか。
ヘイトスラングをはいていた父親の内面にここまで迫って本を書き上げるというのは、すごい筆力だと思いますが、だからどうなのか?という思いも少しあります。
で、結局父親はネトウヨではなかったという分析は、それはそれでいいのですが、じゃあ、タイトルは何だったのとちょっと考え込んでしまいました。
まあ、いろいろな意味で難しい作品でした。 ぼくの理解力がプアなのかもしれません。
現在、勢いよく売れているみたいです。興味のある方は、ぜひどうぞ読んでみてください。
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