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あしたから出版社(島田 潤一郎)2022年07月23日 21時21分52秒

あしたから出版社
従兄弟の死をきっかけに、鎮魂の詩を本にしようと出版社を作ります。
それが夏葉社。たった一人の出版社です。
ぼくはこの出版社の名前を知りませんでした。

筆者の島田さんは出版社の社長で編集者で営業担当です。
もっとも印象に残ったのは、足をつかって本屋さんを巡り、作った本を置いてもらうという地道な努力です。
そうか、こういう出版社もありなのか。ちょっと驚きました。
内省的な文章はリリカルで、余韻を残します。

なぜこの本に出会ったのか、もうすでに忘れてしまいましたが、話題作・ベストセラー作ではない、良い本に出会うのが読書の喜びです。
良い本でした。おススメします。
ぼくの原稿を出版してくれないかな。