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私がヤングケアラーだったころ 統合失調症の母とともに(林 真司)2022年06月08日 21時43分32秒

私がヤングケアラーだったころ 統合失調症の母とともに
100ページくらいの本なので、半日で読みました。
まず最初に、本書に関してややどうかなと思った点を挙げておきます。
それは内容の反復を多いことと、時系列の整理がついていないことです。
また、筆者は確かにヤングケアラーでしたが、その記述が少ないことが残念でした。
しかしそれを差し置いても本書は大変読み応えのある作品に仕上がっていました。

まず文章がいい。文章自体もうまいと思いますし、その記述の内容がまたいいんです。100ページとはいえ、内容は一つの家族(あるいは一族)をめぐる大河ドラマのようでした。
お母様の病気をめぐる(筆者の若い頃の)辛さから、晩年になっての安寧まで、深い内省と人生の意味に対する考察が十二分に表現されていました。

筆者はぼくとほぼ同じ年齢ですから、もし自分が中学生ときに自分の母親が心の病になったら相当困難な人生だった容易に想像がつきます。
人生の不条理を嫌と言うほど味わって、いま、この心の境地に達しているというのが、何とも素晴らしいと思います。
これからの人生の日々が安心で落ち着いたものでありますように、一読者として祈らずにいられません。

隠れた名作です(師匠の仲野徹先生に教えてもらいました)。
みなさんも、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。おススメします。

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