現在、ベストセラーです。
でも、めっちゃ面白い本・・・というわけではありません。
いえ、これはけなしているんじゃなくて、褒めているんです。
多くの人は忘れてしまったと思いますが、野村さんは阪神タイガースの監督を辞めて、楽天の監督に就任するまで3年間の空白があります。
その時期に社会人野球シダックスの監督を務めていたんです。
本書はその3年間を追った作品です。
筆者は番記者だったのでこの本が書けたとも言えますが、ノンフィクションとして実直にこの本を書いています。
ものすごいドラマがあるわけではありませんが、アマチュア野球の監督を務めるということに、野村さんの人間性とか野球人のあり様が現れているのかなと感じます。
だって長嶋茂雄さんは絶対に社会人野球の監督にならないですよね?
「砂まみれ」とは、練習場の砂塵でユニフォームが砂まみれになるからです。
これはなかなかいいタイトルですね。
いい本でした。おススメします。
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