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ソ連兵へ差し出された娘たち(平井 美帆)2022年03月25日 09時31分03秒

ソ連兵へ差し出された娘たち
この本はノンフィクションとして立て付けがよくないと思います。
それは視点のブレがあるからです。
文献の紹介をしたり、現在高齢者となった当時者のインタビューをいれたり、1946年の話を「彼女は頭の中が真っ白になった」などと、想像で書いているのではないかと疑わせる「神の視点」がでてきたりします。
視点が動くと、本の流れが散らかった印象を受けます。
「ねえ、ちょっと」と呼び止められた、、、などと70年以上の前の会話を「 」で表現するのはどうなんでしょうか?
ちゃんとした資料の裏付けはあるのでしょうか?

視点がブレるので、語る力も弱くなっています。どこかに視点をしっかりと固定して雄弁に語れば、この本はもっとよくなっていたと思います。
開高健賞を受賞して、現在ベストセラーのようですが、ノンフィクションをどう書くか、根本の部分で再考した方がいいと思います。

でもね、本を書いて批判を受けるのはしかたないと思いますよ。
ぼくも『運命の子 トリソミー』を書いたとき、審査審の先生方からけっこう厳しく批判されました。
当たっているなと思った部分もあったし、納得できなかった部分もありました。
あとは本人がどう考えるかでしょう。