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19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと(石井 洋介)2022年03月05日 17時32分18秒

9歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと
石井先生の本を読みました。
タイトルの通り、先生は19歳で大腸を摘出し、人工肛門となります。高校生活は病気と自己肯定感のなさから、まともに学校に行かず、偏差値30の状態でした。
その青年が人生の目標を設定し、みごと医師になります。
しかし実は、医師になることがゴールではなく、そこから石井先生の人生が始まっていくのです。

研修医→外科医→厚労省→在宅医療→開業医&クリエイター。
ひとつハードルをクリアするごとに、次のゴールを設定し、遠くへ遠くへ進んでいく姿勢は見事としか言いようがありません。
偏差値が30だったのはもちろん病気のせいで、先生ほど才能に恵まれている人はそうはいないでしょう。

そして現在の先生が一番大切にしているものはなんでしょうか。
それは仲間かな。
いい仲間と共にあることが、善く生きることだと深く学ぶことができました。
そういう過程を経て、自己肯定ができるようになっていったのでしょう。

ぼくは、意外に思われるかもしれませんが、大変自己肯定感が低い(笑)。
育ちの問題もあるし、大学病院というブラック企業(今は違う)で働いたことも関係あるでしょう。
現在でも、自分をあまり価値ある人間と思うことができません。

だけど、一生懸命働いている理由は、こんなぼくでも頼りにしてくれる患者さんがいるということ、それから長女と次女が一生懸命生きているのを見て、自分も頑張ろうと思うからです。
石井先生とは、目指す志のレベルが低過ぎるかもしれませんが、これはこれでありかな、こういう人生もありかなと思っています。

自分の生き方を見つめ直し、自分を認めてみたいと思っている方は、ぜひ、読んでみてください。

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