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政界再編-離合集散の30年から何を学ぶか(山本 健太郎)2021年08月10日 23時23分36秒

政界再編-離合集散の30年から何を学ぶか
おもしろく読みました。
政界再編というのは、小沢一郎という政治家とほとんどイコールということがよく分かります。
これだけ長期にわたって日本の政治の中心にいる政治家は、ほかにはいないんじゃないですかね。
さて、政権与党が政権を失うときには、一つのパターンがあります。それは内部抗争です。

民主党が政権をとったとき、中川元幹事長が麻生おろしを仕掛けて自民党内は大混乱でした。
このままでは民主党に負けると判断して麻生さんを降ろそうとしたのですね。その結果、自民党はさらに支持率を下げました。

民主党が政権を失ったのも内部分裂です。小沢さんが党を割ったのですね。
では、なぜ、小沢さんは党を割ったのか?
それは菅さんが消費増税を言い出したからです。さらに後を継いだ野田さんも増税に走ったからです。
増税を掲げて選挙に勝った政権は、安倍さんしかいません。その安倍さんがなぜ勝てたかというと、野党があまりにも弱かったからです。

菅さんも野田さんも自分たちを力を過信していたのだと思います。そういう実力はなかった。それが増税を掲げたので、小沢さんは猛反発したのです。
民主党に「規律」が無かったと言えばその通りですが、やはり増税は無理だった。
だから民主党をダメにしたのは、小沢さんではなくて、菅さんと野田さんだとぼくは考えています。

いま、立憲民主党が苦しいのは、過去と決別できないからです。菅さんと野田さんは党の重鎮ですからね。減税を掲げて総選挙を戦うことはあり得ません。
また、中心の政策とか主義、主張があいまいなんですよね。ここを先鋭化させると、また党が壊れるからです。
立憲民主党が国民から最も支持を得る方法は、連合と手を切ることなんじゃないでしょうか?
原発ゼロを1丁目1番地と言いながら、公約として打ち出せないなんて、野党第一党として話にならないと思います。
連合という組織は、しがらみの塊に見えます。

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