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「がんになって良かった」と言いたい(山口雄也+木内岳志)2021年07月15日 21時27分26秒

「がんになって良かった」と言いたい
先日、お亡くなりになった京都大学の学生さんの闘病記です。
ぼくは、闘病記をよく読みます。そして悲しいことに本が出版されてしばらくすると、著者の訃報が伝わってくることが結構あるんですよね。
この本もそんな展開でした。
闘病記をよく読む理由は、闘病記が人間の本質の部分を掘り下げていくからです。
人ってなんだろうと常日頃からよく考えますが、人間は死に接すると「置き換え不能」な自分と対面せざるを得ません。すると自分って何かが見えてくるんですよね。
また、死はあらゆる人が経験することではありますが、死とは何なのか誰にもよく分からないという部分があります。
その分からない死に対して自分なりを答えを用意しようとあがくのが、闘病記だと思うのです。
ぼくはあまり体が丈夫でなく、社会人になってからこれまでに7回入院しています。
死を考えたことも何度もあります。
しかしその一方で、病気による死の切迫感よりも加齢によるそれの方が切実だったりするのですよね。
人生の後半戦に入って、残りの人生をどう生きるか、これまで以上に真剣に考えるようになりました。
これからも闘病記は読んでいこうと思っています。

決定版-HONZが選んだノンフィクション(成毛 眞 著, 編集)2021年07月15日 22時44分33秒

決定版-HONZが選んだノンフィクション
知っている人は知っている、知らない人は誰も知らない(当たり前か)書評サイトのHONZによる書評集です。
10年の間に書いた書評の中からベスト100を選んだそうです。
対象はすべてノンフィクション。したがってぼくが読んだ本もけっこう含まれていました。

さて、このベスト100を読むと、次のような特徴があります。
まず、翻訳本がかなり多いこと。ベストセラーに拘らず「掘り出し物」に光を当てていること。それでいて、テーマとしてはわりとスケール感のある本が多いことです。

書評を書くというのは大変難しく、ぼくも年に何度か仕事で書きますが、毎回迷いながら原稿を仕上げています。
内容紹介(あらすじ紹介)になってしまうのは最低。また宣伝惹句のように「詳しく知りたい人を本書で確認を!」というのも面白くない。
するとどう書けばいいのか非常に迷うわけです。

また書評には2つのスタイルがあって、1つはその本の魅力を「発見」するという形、もう1つは「いい点」と「悪い点」をしっかりと批評するという形です。
ぼくは自分のブログで短い書評を書くことが多いのですが、主に前者のスタイルをとっています。
つまらない本は、そもそも書評を書かない。
しかし最近は歳をとって、少し偉そうなことも書いていいかなと思って、「悪い点」を敢えて書くことがあります(特にベストセラーなど売れている本に対して)。

本書は何人もの書評の名手たちが、腕を競うように魅力的な文章を書いています。
あ、こんな書き方もあるんだなととても勉強になりました。
書評のスタイルにはもちろん個人差が見受けられますが、共通しているのはノンフィクションに対する深い愛です。
やっぱり愛が大事ですね。

この本を読んで、取り上げられている本に手を伸ばすもよし、この本自体を一種のノンフィクション作品として楽しむのもよし。
おススメしますので、楽しい時間を過ごしてください。