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出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記(宮崎 伸治)2020年12月28日 16時58分12秒

出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記(宮崎 伸治)
これは実に面白い本でした。あっという間に読んでしまいました。
宮崎さんは翻訳家にして作家さん。
これまで多数の本を書いてきましたが、あいつぐ出版社とのトラブル→裁判沙汰でイヤ気が差して、この業界から足を洗います。
そこまで意固地にならなくたっていいじゃないか・・・と思える場面もありますが、正義を貫くというのが宮崎さんの生き方なんでしょうね。
裁判に勝っても心が消耗するというのはよく分かります。

ぼくの経験で言えば、出版界というのは昔ながらの習慣をそのままにしているように感じます。
最たるものが契約書です。
出版って口約束なんですよね。本が出版されて数ヶ月すると契約書が送られてくる・・・と、まあ、そんな感じ。
どうせやるべき仕事なのだから、すぐにやってしまえばいいのに。それとも、そうはできない事情があるのかな?
作家が約束を守らないとか??

面白い本であると同時に、宮崎さんの苦悩がズキズキと迫ってきて、重い本でもありました。

安楽死と尊厳死 医療の中の生と死(保阪 正康)2020年12月31日 08時57分29秒

安楽死と尊厳死 医療の中の生と死
15年くらい前に読んだ本ですが、かなり傷んでしまったので買い直しました。
保坂さんらしいどっしりとした安定感のある文章ですが、さすがに内容は古くなっています。
病院が金儲け目的に延命治療を行う・・・なんてことは現在ではあり得ません。医療制度が大きく変わり、包括医療というシステムのもとに、治療をすればするほど病院が損をする仕組みになっているからです。
そして入院期間も長くなると病院は利益が少なくなります。
要するに「何もしない」で、「早く退院させる」方が儲かるというわけです。
それでもこの本は、単なる事実の紹介に止まらず、読者の思索を深める数々の考察が含まれています。そこがいい。
奥付をみると、なんと28刷り。
驚異のロングセラーです。
やはりいい本は時間を超えるんですね。